サッカーのスウェーデン代表でヨーロッパの数々の強豪クラブで活躍した41歳の大型ストライカー、ズラタン・イブラヒモビッチ選手が4日、今シーズンかぎりでの現役引退を表明しました。

イブラヒモビッチ選手は、イタリア1部リーグ、ミランに所属する41歳。

身長1メートル95センチの体格を生かしたパワフルなプレーに加えて、足元の技術も高い万能型の選手で、アクロバティックなシュートを数多く決めてきました。

スウェーデンのクラブでプロデビューしたあと、イタリアのユベントスやスペインのバルセロナ、フランスのパリサンジェルマン、イングランドのマンチェスターユナイテッドなどヨーロッパの強豪クラブでストライカーとして活躍。

多くのクラブでタイトル獲得に貢献し、“優勝請負人”として知られました。

また、スウェーデン代表として歴代最多の通算62得点をマークし、ワールドカップには2002年の日韓大会と2006年のドイツ大会に出場しています。

イブラヒモビッチ選手は、2019年にアメリカのクラブからかつて所属したミランに復帰してプレーを続けてきましたが、4日、ホームで行われたシーズン最終戦のあとファンにあいさつし、今シーズンかぎりでの現役引退を表明しました。