大相撲春場所は12日目、22日に初黒星を喫した単独トップの翠富士は、結び前の一番で関脇 若隆景と対戦します。

春場所は11日目の22日、翠富士が小結 若元春に敗れて、幕内で勝ちっ放しがいなくなり、星の差1つの2敗で小結 大栄翔が追いかける展開となりました。

12日目の23日、翠富士は結び前の一番で関脇 若隆景と対戦します。

去年の秋場所の初顔合わせから4場所連続での対戦となり、ここまでは翠富士が1勝2敗と負け越しています。

翠富士は今場所、素早い動きと前に出る相撲で白星を重ねていて、立ち合いから相手の懐に入り込んで、先に優位な体勢を作れるかが勝負のかぎを握ります。

若隆景としては、身長が10センチ余り低い相手に対しても、持ち味の低い姿勢からの攻めで距離を取っていけるかがポイントとなります。

また、2敗の大栄翔は、5日目から7連勝としている高校の先輩の北勝富士との一番が組まれました。

過去の対戦成績は大栄翔が9勝7敗と勝ち越していて、突き押しを得意とする力士どうし、立ち合いからの激しい攻防の中で、どちらが主導権を握るか注目です。