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高校野球 センバツ 大会6日目の見どころ 2回戦3試合

野球 2023年3月23日(木) 午前5:41
高校野球 センバツ 大会6日目の見どころ 2回戦3試合

センバツ高校野球、大会6日目は2回戦3試合が行われます。

第1試合


第1試合は、群馬の高崎健康福祉大高崎高校と兵庫の報徳学園が対戦します。

2年ぶり6回目の出場となる健大高崎は、去年秋の公式戦でチームトップの7個の盗塁を決めた増渕晟聖選手を中心に積極的に盗塁を仕掛けて次の塁をねらう「機動破壊」を掲げたプレーがチームの持ち味です。

春夏合わせて3回の優勝経験がある報徳学園は、キャプテンでキャッチャーの堀柊那選手が攻守の中心選手です。
ボールを捕ってから二塁に送球が到達するまでのタイムは1.8秒台と、プロの選手に匹敵する強肩が持ち味です。

健大高崎の機動力と報徳学園の堀選手の強肩の対決に注目です。


第2試合


第2試合は、21世紀枠で出場の富山の氷見高校と開会式直後の試合で勝った山梨学院が対戦します。

氷見は、エースで打線でも中軸を打つ青野拓海投手がチームの大黒柱です。
去年秋の公式戦では、キャッチャーからピッチャーに転向してわずか1年ながら、140キロを超えるストレートと決め球のスプリットを軸に防御率1点台と好投しました。

山梨学院は、1回戦で打線がふた桁安打、投げてはエースの林謙吾投手が1失点で完投と投打がかみ合いました。
センバツでは、これまで2回戦を突破したことがなく、6回目の出場でチーム最高成績を目指します。


第3試合


第3試合は、高知高校と大阪の履正社高校が対戦します。

高知は、1回戦では公式戦初先発を任された2年生の辻井翔大投手が8回途中までを失点1に抑える活躍を見せ、チームを勝利に導きました。
1回戦では登板がなかったエースの中嶋奏輔投手など、ほかにも力のあるピッチャーが控えています。

夏の甲子園で優勝経験がある履正社は、去年秋の公式戦で打率が3割8分5厘、得点が1試合平均で9.6といずれも出場校で3番目に高く、伝統の強力打線が持ち味です。
加えて、去年秋の公式戦では10試合で盗塁23個を決めていて、機動力にも注目です。


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