カーリング女子の世界選手権、日本は21日、予選リーグの第7戦でスウェーデンに4対5で敗れて2連敗となり、対戦成績が3勝4敗となりました。

スウェーデンで行われているカーリング女子の世界選手権で世界ランキング5位の日本代表のロコ・ソラーレは、大会4日目の21日、予選リーグ第6戦でトルコに敗れて対戦成績を3勝3敗としたあと、第7戦で地元、世界2位のスウェーデンと対戦しました。

試合が動いたのは1対1の第5エンド、先攻の日本は、スキップの藤澤五月選手のラストショットで円の中心近くにある相手の2つのストーンをはじき出そうとしますが1つしか出せず、逆に相手のラストショットが決まり、2点を奪われました。

その後、1点ずつを取り合い、2対4で迎えた第8エンド、日本は相手のミスで1点を得ると、第9エンドでは有利な形をつくって1点を奪い、同点に追いつきました。

しかし、最終第10エンド、先攻の日本は、藤澤選手のラストショットがナンバーワンストーンになれず相手に1点が入り、スウェーデンに4対5で惜しくも敗れました。

日本は2連敗で、予選リーグの対戦成績が3勝4敗となりました。

スキップの藤澤選手は「少しのミスが勝敗に関わってきているので、もう少し、修正しなければいけない。精神的に余裕がないなかでも大好きなカーリングがこの舞台でできているので、感謝の気持ちと楽しい気持ちを忘れずに最後までやりきりたい」と話していました。