今月26日に開かれる大阪マラソンに、おととしの東京オリンピックに出場した服部勇馬選手などが招待選手として出場することになりました。

大阪マラソンは、来年のパリオリンピックの代表選考レース、MGC＝マラソン・グランド・チャンピオンシップの出場権をかけて今月26日に行われます。

6日は日本陸上競技連盟でマラソンの強化を担う瀬古利彦さんなどが、大阪市で記者会見して招待選手を発表し、おととしの東京オリンピックに出場した29歳の服部選手や、これまでに100回以上のマラソンを経験している川内優輝選手などが出場することになりました。

また、新型コロナウイルスの影響で去年は参加がなかった海外からの招待選手も出場するほか、一般ランナー部門も開催され、およそ3万人のランナーが同じコースを走る予定です。

瀬古さんは「トップ選手が、一緒に走る市民ランナーから元気をもらうという本来のマラソンが戻り、うれしく思う。力を持っている選手が多く、誰が上位に来るかわからないが、海外の選手としっかり勝負してほしい」と話しました。

NHKでは、トップ選手のレースの模様を総合テレビなどで中継することにしています。