NHK sports

サッカーJFL鈴鹿 三浦泰年氏 代表取締役を退任へ

サッカー 2023年1月31日(火) 午後11:15
サッカーJFL鈴鹿 三浦泰年氏 代表取締役を退任へ

サッカーJFL鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社の代表取締役を務めている三浦泰年氏が、目標としていたJリーグ参入の見通しが立たなくなったため、1日付けで兼任するゼネラルマネージャーとあわせて退任し、監督に専念することになりました。


三浦氏はおととし7月に鈴鹿ポイントゲッターズの監督兼ゼネラルマネージャーに就任し、去年6月にはチームの運営会社の代表取締役にも就任しました。

しかし元役員が選手に対して意図的に負けるよう指示した問題などを受けて、三浦氏が代表取締役に就任した直後にJリーグ参入に必要な「百年構想クラブ」の資格を取り消されました。

また去年11月には三重県鈴鹿市内に建設を目指していたJリーグ参入の基準を満たすスタジアムについても資金調達が進まず、建設は白紙に戻りました。

チームによりますと、目標としていたJリーグ参入の見通しが立たない中、組織を刷新するためなどとして三浦氏が運営会社の代表取締役とゼネラルマネージャーを1日付けで退任し、監督に専念することになったということです。

また三浦氏を巡ってはチームの顧問弁護士が選手やスタッフに対してパワーハラスメントにあたる言動があったなどとする報告書をまとめ、さまざまな権限が三浦氏に集中しているチームのガバナンス体制を改善すべきだと指摘していました。

チームでは昨シーズン、三浦氏の弟で元日本代表の「カズ」こと三浦知良選手がプレーし話題となりました。


関連キーワード

関連ニュース

関連特集記事