パラリンピック 2028年のロサンゼルス大会で2競技の追加検討へ

2028年に開催されるロサンゼルスパラリンピックの実施競技について、IPC=国際パラリンピック委員会は30日、現在の22競技に加えて、新たにクライミングとサーフィンの2つの競技の追加を検討すると発表しました。
パラリンピックは、来年のパリ大会では陸上や競泳、ボッチャなど東京大会と同じ22の競技が行われることになっています。
30日のIPCの発表によりますと、2028年に開催されるロサンゼルス大会に向けては、過去最多の33競技団体から申請があり、理事会で東京大会とパリ大会と同じ22競技を実施競技として承認したということです。
そして、クライミングとサーフィンの2つの競技については、ロサンゼルス大会の組織委員会が検討したうえでIPCに推薦すれば、年内に開かれる理事会で実施競技として承認するかどうか最終決定するとしています。
これについてIPCのパーソンズ会長は「ロサンゼルス大会の競技を選定することは非常に困難だったが、パラリンピックムーブメントの多様性を示す、魅力的なスポーツプログラムになっている」とコメントしています。