ブレイキン 全日本選手権前に選手会見 パリオリンピック新競技

パリオリンピックの新競技、ブレイキンの全日本選手権が2月に開かれるのを前に、トップ選手が記者会見し、大会3連覇を目指すダンサーネームShigekixの半井重幸選手は「レベルアップしている姿をしっかりと見せたい」と意気込みを話しました。
パリオリンピックの新競技として実施されるブレイキンは、DJがかける音楽に合わせて1対1で交互にダンスを披露し、技術や表現力などを競うスポーツで、2月に東京で行われる全日本選手権を前に、27日に都内でトップ選手が記者会見しました。

このうち、大会3連覇を目指す男子のエース、Shigekixは「全日本選手権は毎年ターニングポイントになっている大会で、去年は自分らしさを大事にして戦った結果、いい1年間を過ごせたので、ことしも自分らしさを大事にしたい」と話しました。
そのうえで、「大会に向けてレベルアップできているはずなので、その姿をしっかりと見せたい。すごく楽しみだという気持ちが強くて、わくわくする」と意気込みを話しました。

また、女子で2連覇を目指すダンサーネームAYUMIの福島あゆみ選手は「うまくいくかは分からないが、去年よりレベルアップした自分が出せたらいいという気持ちで楽しみだ。一歩一歩、毎日の練習がつながればいい」と話していました。
日本ダンススポーツ連盟によりますと、全日本選手権で好成績を残した選手は新年度の強化選手に選ばれるため、パリオリンピックの出場権をかけた世界選手権などに出場できる可能性が高まるということです。
NHKは、全日本選手権のもようを2月19日に総合テレビなどで生中継します。