NBA レイカーズ 八村塁 移籍後初出場 12得点挙げ勝利に貢献

NBA=アメリカプロバスケットボールのレイカーズに移籍した八村塁選手が25日、新チームで初めて試合に出場し、スーパースターのレブロン・ジェームズ選手との鮮やかな連係も見せ、12得点を挙げて勝利に貢献しました。

ウィザーズからレイカーズに移籍した八村選手は25日、本拠地のロサンゼルスで行われたスパーズ戦に第1クオーターの途中から出場し、フリースロー2本を決めて新しいチームでの初めての得点をマークしました。
第2クオーターでは得意のミドルシュートのほか、速攻でジェームズ選手からパスを受けて、ゴール下でシュートを決めました。
また第4クオーターではリバウンドを奪った八村選手がそのまま持ち上がり、ジェームズ選手にパスを出して、逆転のスリーポイントシュートをアシストしました。
このあとレイカーズは一気に相手を突き放し113対104で逆転勝ちし、八村選手は21分31秒プレーして12得点、リバウンドも6つと新しいチームで躍動しました。
レイカーズの通算成績は23勝26敗となりました。
一方、ネッツの渡邊雄太選手は、相手の本拠地フィラデルフィアで行われた76ers戦に途中出場し、前半はフリースローの2得点でしたが、第3クオーターにスリーポイントシュートを成功させると、直後にジャンプシュートも決めました。
第4クオーターはフル出場した渡邊選手は、25分12秒のプレーで11試合ぶりのふた桁となる11得点、リバウンドは4つ、得意のスリーポイントシュートは3本打って成功は1本でした。
ネッツは133対137で敗れ、通算成績は29勝18敗となりました。
八村「ずっとワクワクしていた」
レイカーズでのデビュー戦を終えた八村選手は「ずっとワクワクしていた。2日前まではウィザーズにいて、自分自身まだ現実味はないが、そういった中でプレーできてうれしかった」と笑顔で話し、充実感をにじませました。
エースのレブロン・ジェームズ選手と見せた鮮やかな連携については「その瞬間を楽しんだ。まだ1日だが、きょうはうまくチームにフィットできたと思う。レブロン、デービス、ウエストブルックの3人とプレーできたことはすごくうれしかった」と名門チームのスーパースターとのプレーを振り返りました。
また、レイカーズでの背番号を「28」とした理由については「八村の8番でずっとやってきたが、レイカーズではコービー・ブライアントの番号。いろいろな案を考えて、やっぱり自分の中でも8が入っていないとダメだなと思い、誕生日が2月8日なのでこの番号がいいかなと思った」と理由を明かしました。