プロ野球、セ・リーグで最多勝など3つのタイトルを獲得した阪神の青柳晃洋投手がいずれも推定で、今シーズンの2倍にあたる年俸2億4000万円で契約を更改しました。

青柳投手は7年目の今シーズン、24試合に登板して13勝4敗、勝率7割6分5厘、防御率2.05の成績を残し、2年連続となる最多勝と最高勝率、それに初めての最優秀防御率を合わせて投手部門の3つのタイトルを獲得し、さらにセ・リーグのベストナインにも選ばれました。

青柳投手は8日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、いずれも推定で今シーズンから1億2000万円アップ、2倍にあたる、年俸2億4000万円で契約を更改しました。

青柳投手は会見で「タイトルを3つ取ることができて個人としては成績を残せてよかったが、チームとして、優勝できないのは悔しいシーズンだったと思う」と振り返りました。

また、背番号がこれまでの50番から来シーズン、17番に変更されることについて「野球を始めた小学5年生の時に初めてつけた背番号が17だったので、プロの舞台で付けるのがあこがれだった」と話しました。

そのうえで、来年3月に開催されるWBC＝ワールド・ベースボール・クラシックについては「東京オリンピックでは個人としては悔しい国際大会だったので、選ばれたら、日本が優勝できるように、貢献できるように頑張りたいと思う」と話していました。