サッカーワールドカップカタール大会。大会14日目からは決勝トーナメント1回戦が始まります。日本時間の12月4日は、オランダ対アメリカ、アルゼンチン対オーストラリアの2試合が行われます。

【オランダ×アメリカ】

オランダ対アメリカは日本時間4日、午前0時から行われます。

オランダは世界ランキング8位で、1次リーグの3試合では5得点と攻撃陣が力を発揮して、グループAで2勝1引き分けで1位通過しました。

なかでもワールドカップ初出場の23歳のフォワード、コディ・ガクポ選手が3試合連続で得点し、好調なチームをけん引しています。

一方、アメリカは世界ランキング16位で、1次リーグの3試合ではわずか1失点で、グループBでは1勝2引き分けで2位通過しました。

攻撃的なサッカーを伝統とするオランダが悲願のワールドカップ優勝に向けて、アメリカの守りを崩せるかが注目です。

【アルゼンチン×オーストラリア】

アルゼンチン対オーストラリアは、日本時間4日、午前4時から行われます。

世界ランキング3位で優勝候補のアルゼンチンは、1次リーグでは第1戦でサウジアラビアに敗れましたが、メキシコとポーランドにいずれも2対0で勝って、グループCを1位通過しました。

調子をあげてきているアルゼンチンは、35歳のエース、リオネル・メッシ選手を中心に36年ぶりの優勝を狙います。

オーストラリアは世界ランキング38位で、1次リーグの第1戦ではフランスに4失点しましたが、チュニジアとデンマークとの対戦ではいずれも1対0で競り勝ち、グループDを2位通過しました。

この対戦も攻撃力のあるアルゼンチンに対して、オーストラリアがどのような戦術で臨み、チャンスを作ることができるかが見どころになります。