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DeNA 大和 年俸8000万円で契約更改 “慢性腎臓病” 明かす

野球 2022年12月2日(金) 午後6:14
DeNA 大和 年俸8000万円で契約更改 “慢性腎臓病” 明かす

プロ野球 DeNAの大和選手が、いずれも推定で1000万円ダウンの年俸8000万円で来シーズンの契約を更改し、その後の会見で、慢性腎臓病を患っていることを明らかにしました。


プロ17年目、35歳の大和選手は今シーズン91試合に出場して、打率2割4分7厘、18打点の成績でした。

大和選手は横浜市内の球団事務所で交渉を行い、いずれも推定で1000万円ダウンの年俸8000万円で、2年契約の2年目となる来シーズンの契約を更改しました。

そして、その後の会見で、腎臓の働きが徐々に低下していく病気の総称である、慢性腎臓病を子どものころから患っていることを明らかにしました。

大和選手は「朝起きたら手足がむくんでいたりだとか、ふつうの人が感じないことを感じている。本当のことを言えば、体を動かすこと自体があまりよくない。自分の命を取るのか、野球を取るのかくらいの感覚でこれまでやってきた」と話しました。

また「あとどれくらい現役ができるかわからない。同じ病気の子どもたちに勇気や希望を与えられるのは現役中だと思うので発表させてもらった。今後は社会貢献として自分ができることをやっていきたい」と話しました。

そのうえで、来シーズンに向けては「病気を恐れることなく、まだベイスターズに来て1回も優勝できていないので、優勝に向けてしっかり準備をしていきたい」と意気込んでいました。


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