トレイルランニングに日田杉の丸太切り ユニーク競技大会 大分
陸上
2022年11月29日(火) 午前6:39

大分県日田市で、山道を走る「トレイルランニング」に特産の日田杉の丸太を切る競技を組み合わせたユニークな大会が開かれました。

この大会は、森林に親しんでもらおうと林業が盛んな日田市が開催していて、今月26日、新型コロナの影響で3年ぶりに開かれた大会には大分県内や福岡県などからおよそ70人が参加しました。
会場の公園には、「トレイルランニング」のためのおよそ3キロのコースが整備され、4人のチームで1周ずつ走る駅伝の部門と、1人で4周走る部門、それに1周だけ走る小学生の部門の3つが行われました。
公園内にはまだ紅葉が残っているところもあり、選手たちは落ち葉を踏み締めながらアップダウンのあるコースに挑みました。

大会の特徴は、コースを1周したあとに直径10センチほどの特産の日田杉の丸太をのこぎりで切り落とすというもので、選手たちは3キロの山道を走ったあとの疲れた体で、慣れない丸太切りに悪戦苦闘していました。
参加した人たちは、「足の力を使った後、腕の力を使うのは半端なくきついです」とか、「トレイルランニングに丸太切りを組み合わせるのはおもしろいアトラクションのようで最高に楽しかったです」などと話していました。