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柔道 世界選手権 男子代表の稽古公開

柔道 2022年9月26日(月) 午後8:52
柔道 世界選手権 男子代表の稽古公開

来月行われる柔道の世界選手権を前に、男子代表の稽古の様子が報道陣に公開され、100キロを超えるクラスの代表で初出場の斉藤立選手が「1試合1試合を大切にして勝ちに行きたい。絶対に優勝します」と意気込みを示しました。


柔道の世界選手権は来月6日から13日にかけて中央アジアのウズベキスタンで行われます。

男子の代表にはいずれも東京オリンピックの金メダリストで
▽60キロ級の高藤直寿選手や
▽66キロ級の阿部一二三選手
▽81キロ級の永瀬貴規選手のほか
▽100キロを超えるクラスの代表の斉藤選手など、
個人戦の7つの階級に9人が出場し、男女混合の団体戦に出場する3人と合わせて12人が選ばれています。

26日は稽古の様子が報道陣に公開され、斉藤選手は東京オリンピックの同じ階級の金メダリスト、チェコのルカシュ・クルパレク選手と組み合う稽古などを行って調整していました。

斉藤選手はオリンピック2大会連続金メダルの斉藤仁さんを父に持つ期待の若手で、世界選手権は今回が初めての出場となります。

このあとの会見で斉藤選手はクルパレク選手について「トリッキーな柔道で寝技もうまいし警戒する選手だ」と話しました。

そして「1試合1試合を大切にして勝ちに行きたい。絶対に優勝します」と意気込みを示しました。

また、阿部選手は「世界選手権はパリオリンピックに出場するために大切な試合になる。世界一になってパリにつなげたい」と話しました。

高藤選手は「世界選手権で金メダルを取ることで次のパリが見えてくる。金メダリストとして徹底マークされると思うが、周りのマーク以上の研究をして自分らしく勝てればいい」と決意を述べました。

男子代表の鈴木桂治監督は「世界チャンピオンになる権利を得たということで日本柔道を世界にとどろかせてほしい。パリオリンピックは1分1秒近づいているので、しっかりと覚悟をもって準備してもらいたい」と話しました。


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