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サーフィン男子 パリオリンピックの出場枠1つを獲得

サーフィン男子 パリオリンピックの出場枠1つを獲得

2年後のパリオリンピックの出場枠がかかるサーフィンのワールドゲームズがアメリカで行われ、男子は東京オリンピック銀メダリスト、五十嵐カノア選手が初優勝し、団体でも日本の男子が1位となりました。この結果、パリオリンピックの実施競技の中で日本勢としては初めて、サーフィンの男子が出場枠1つを獲得しました。


サーフィンのワールドゲームズは51の国と地域からおよそ250人の選手が出場してアメリカのカリフォルニア州で行われ、男女の団体で1位になればそれぞれパリオリンピックの出場枠1つを獲得できます。

日本の男子は東京オリンピック銀メダリストの五十嵐選手と村上舜選手、上山キアヌ久里朱選手の3人が出場しました。

このうち日本勢で唯一24日の決勝まで進んだ五十嵐選手は35分の時間内に乗った波での技の難度や斬新さなどが10点満点で採点され、得点の高い2本の合計で順位が決まる決勝で合計15.96をマークし初優勝を果たしました。

その結果3人の合計点で争う男子団体でも日本が1位となって、パリオリンピックの出場枠1つを獲得し、サーフィンの男子はパリオリンピックに最大3人が出場できる可能性があります。

2年後のパリオリンピックの実施競技で日本が出場枠を獲得したのはサーフィンの男子が初めてです。

一方で、東京オリンピック銅メダリストの都筑有夢路選手など3人が出場した女子は、今大会での出場枠獲得はなりませんでした。


五十嵐カノア選手とは


五十嵐カノア選手は24歳。名前の「カノア」はハワイの地元のことばで「自由」という意味です。

去年の東京オリンピックで新競技として採用されたサーフィンで銀メダルを獲得しました。

アメリカ・カリフォルニア州で生まれ育ち3歳からサーフィンを始め18歳のときから世界のトップ選手が出場する「チャンピオンシップツアー」に参戦しています。

スピードと力強さを兼ね備えた華麗なサーフィンが持ち味で、2019年にインドネシアで行われた「チャンピオンシップツアー」の大会で日本選手として初優勝を果たし、トップ選手として世界で活躍を続けています。


サーフィンのワールドゲームズとは


サーフィンのワールドゲームズはISA=国際サーフィン連盟の主催で毎年行われている世界選手権にあたる大会で58年の歴史があります。

3年前の大会からはオリンピックの代表選考会の1つとなり、これまでほとんど出場しなかった世界最高峰の大会「チャンピオンシップツアー」に参戦するトップ選手が出場するようになりました。

再来年のパリオリンピックの出場枠がかかることしの大会では3人の合計点で争う団体の男女の1位に、それぞれ出場枠が1つ与えられることになりました。

パリオリンピックの出場枠は原則として各国と地域で男女ともに「2」ですが、この大会で1位になると「3」となるため、追加される1つの枠をめぐってハイレベルな争いになることが見込まれていました。

日本勢は男子は東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア選手、村上舜選手、上山キアヌ久里朱選手、女子は東京オリンピック銅メダリストの都筑有夢路選手、松田詩野選手、前田マヒナ選手の6人が出場していました。


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