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大相撲 引退発表の常幸龍「やり尽くして後悔はない」

相撲 2022年9月24日(土) 午後4:10

大相撲で引退を発表した元小結の常幸龍が会見を開き「相撲人生においてすべてやり尽くして後悔はない」と振り返りました。


木瀬部屋の常幸龍は東京 北区出身の34歳。

右四つからの寄りや上手投げを持ち味に初土俵から9場所のスピード出世で新入幕を果たし、平成26年の秋場所で小結に昇進しました。

その後、右ひざのけがなどで一時、三段目まで番付を落とし西の幕下33枚目で臨んだ今場所を1勝6敗で終え、23日引退を発表しました。



24日オンライン形式で記者会見した常幸龍は「入門してからは1日でも早く関取に上がりたいという気持ちで三役にも昇進できた。相撲人生においてすべてやり尽くして後悔はない」と振り返りました。

引退は先場所を終えたあと右ひざの状態を考慮して決めたということで、最後に子どものころから相撲を取っていた国技館の土俵に立ちたいと秋場所に臨んだということです。

常幸龍は「どれだけ負けようが胸を張って自分の相撲を取ろうと思っていた。体は言うことを聞かなかったが、何とか一生懸命やって悔いはない」と最後となった秋場所を振り返りました。

また、同じ木瀬部屋で同じ場所に初土俵を踏んだ大成龍が23日幕下優勝したことに触れ「つらいときも2人で話して頑張ってきたので大成龍には感謝しかない」と涙を抑えきれずに語っていました。

思い出に残る取組には幕下から十両復帰を目指した平成30年名古屋場所で勝ち越しを決めた一番を挙げ「また関取に上がれるか不安で不安でしかたなかった。勝ち越したことでいろんな人に感謝とまた上を目指さないと、という気持ちでいっぱいになった」と話しました。

師匠の木瀬親方は「後輩に稽古のしかたなどを全部教えてくれた。引退はショックだったし今場所の取組は切なくて見ることができなかった。体と心をゆっくり休めてほしい」とねぎらっていました。


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