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大相撲秋場所 幕下は大成龍が7戦全勝で優勝

相撲 2022年9月23日(金) 午後3:54

大相撲秋場所の幕下は、十両経験者で青森県出身の大成龍が7戦全勝で優勝を果たしました。三段目は、石川県出身で21歳の欧勝海が7戦全勝で優勝しました。また、序ノ口は、沖縄県出身の大谷が7戦全勝で優勝しました。

幕下は大成龍が7戦全勝で優勝


秋場所の幕下は22日の12日目の時点で、木瀬部屋の大成龍、阿武松部屋の勇磨、境川部屋の阿蘇ノ山の3人が6戦負けなしで並んでいました。

そして13日目の23日、先に取組があった阿蘇ノ山が敗れ、大成龍と勇磨が対戦した結果、大成龍が押し出しで勝って7戦全勝で優勝を果たしました。

大成龍は青森県八戸市出身の29歳。平成23年5月の技量審査場所で初土俵を踏みました。平成29年の秋場所で十両に昇進して8勝7敗と勝ち越し、続く九州場所で自己最高位の十両12枚目となりました。

その後はほぼ幕下での相撲が続き、今場所は東の幕下36枚目で得意の突き押し相撲で白星を重ねました。

大成龍は「何も考えず、一番一番自分のやれることをやるだけだと思っていた。実感はないが純粋にうれしい」と話しました。

去年の秋場所、大成道から大成龍にしこ名を変えていて「不調もあり師匠から『昇り龍のように変えてみたらどうか』と言われて変えた。番付を上げていきたい気持ちで生活していた」と理由を話しました。

そして、来場所以降に向けて「調子がいい時の相撲と悪い時の相撲を見極めて修正したり伸ばしたりしていきたい」と意気込んでいました。


三段目は欧勝海が7戦全勝で優勝


秋場所の三段目は鳴戸部屋の欧勝海と常盤山部屋の若ノ勝が6戦全勝で並び、13日目の23日直接対戦しました。その結果欧勝海が押し出しで勝って7戦全勝で優勝を果たしました。

欧勝海は石川県津幡町出身の21歳。地元の道場で相撲を始め新潟県の強豪県立海洋高校を卒業後、鳴戸部屋に入門しおととしの春場所、初土俵を踏みました。その年の11月場所で序二段で優勝を果たし、一時は幕下7枚目まで番付を上げました。

しかし、去年の九州場所で左肩を痛めその後、手術を受けるなどして休場が続いていましたが、東の三段目78枚目で臨んだ今場所、持ち味の左四つ相撲を中心に白星を重ねて7戦全勝で優勝を決めました。

欧勝海は23日の一番について「今場所でいちばんいい相撲が取れた。けがを感じさせないような相撲が取れてよかった」と振り返りました。

師匠で元大関 琴欧洲の鳴戸親方が審判として土俵下で見ていたことについて「師匠からは自信を持っていけと言われていてそれで勇気づいた。師匠の前でいい相撲が取れてよかった」と話しました。

そして、今後に向けては「今の目標は関取になること。来場所、また優勝を目指して頑張っていきたい」と話していました。


序ノ口は沖縄出身の大谷が優勝


秋場所の序ノ口は13日目の23日、ただ1人6戦全勝としていた宮城野部屋の大谷が放駒部屋の若山中に押し出しで勝って7戦全勝で優勝しました。

大谷は沖縄県沖縄市出身の22歳。日大相撲部で副主将を務め、元横綱 白鵬の宮城野親方の誘いを受けて角界入りし、先場所、初土俵を踏みました。

西の序ノ口16枚目で臨んだ今場所、身長1メートル84センチ、体重180キロ余りの体格を生かした力強い押しや四つ相撲を中心に白星を重ねました。

大谷は「ほっとした。大学の時とは全然違う雰囲気で一番一番緊張しなかった相撲はないくらいだが、しっかり優勝を決められてよかった」と話していました。

また、取組のあと師匠の宮城野親方から花道で祝ってもらったということで「握手して『おめでとう』と言ってくれてうれしかった。親方が宮城野を襲名して初めての本場所なので注目されるのは自覚していた。そこでしっかり優勝できたのは僕の中では大きい」と話しました。

そのうえで「上にいくためにはもっと頑張らないといけない。そのためにどんな相手でもがむしゃらに前にいく気持ちで気迫のある相撲を取る力士になりたい」と話していました。


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