NHK sports

指を捻挫のカブス鈴木誠也 復帰の3A初戦でホームラン

MLB 2022年7月1日(金) 午後4:19
指を捻挫のカブス鈴木誠也 復帰の3A初戦でホームラン

左手薬指の捻挫でおよそ1か月戦列を離れていた大リーグ、カブスの鈴木誠也選手が30日、傘下のマイナーリーグで実戦に復帰し、初戦でホームランを含むヒット2本をマークしました。


鈴木選手はことし5月のレッズ戦で盗塁した際に左手の薬指を捻挫し、およそ1か月戦列を離れて復帰に向けたリハビリを続けてきました。

指の痛みがなくなったことから、30日はカブスの傘下のマイナーリーグで3Aの試合に3番・ライトで先発出場して実戦に復帰し、1回の第1打席はノーアウト一塁三塁のチャンスでライト前にタイムリーヒットを打ち、1か月ぶりの実戦でいきなりヒットをマークしました。

2回の第2打席は空振り三振に倒れましたが、4回、2アウトランナーなしで迎えた第3打席は左ピッチャーの149キロの速球を捉え、ライトスタンドにソロホームランを打ちました。

鈴木選手は当初の予定どおり5回までプレーして6回の守備から交代し、3Aでの初戦はホームランを含むヒット2本、2打点と活躍して大リーグ復帰に向けて前進しました。



鈴木選手は交代したあとも室内の練習場で試合終盤までバッティング練習を続けたということで、練習後に取材に応じ「1日目なので何とも言えないが、1日目にしたらすごくいい出来だった。楽しかった」と話しました。

ホームランについては「たまたま振ったら当たっただけ。でも速いボールに振り負けることなくしっかりと振れたのでよかった」と手応えを話し「指も気にならなかった。無意識で試合に臨めるかどうかだと思うので、またあす、きょうよりもよければいいと思う」と前を向いていました。

球団によりますと鈴木選手の大リーグ復帰のめどはまだ決まっていませんが、今後も数試合は3Aでプレーを続けて指の状態を確認していくということです。


関連キーワード

MLB

関連ニュース

関連特集記事