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ラグビー日本代表 ウルグアイにテストマッチ2連勝

ラグビー 2022年6月25日(土) 午後11:10
ラグビー日本代表 ウルグアイにテストマッチ2連勝

ラグビーの日本代表は、来年のワールドカップに向けた強化の一環として世界ランキング19位のウルグアイと北九州市でテストマッチを行い、43対7で勝ちました。


世界ランキング10位の日本は、来年フランスで行われるワールドカップに向けた強化の一環として、7月にかけて合わせて4回のテストマッチを予定しています。

25日はその2試合目として、今月18日に対戦して快勝した世界19位のウルグアイと北九州市で対戦しました。

日本はこれまで宮崎県で合宿を行ってきた主力組で臨み、3大会連続でワールドカップに出場しているフランカーのリーチ マイケル選手や、5年ぶりのテストマッチ出場となるスタンドオフの山沢拓也選手などが先発しました。

試合は序盤から日本が主導権を握り、前半はキャプテンの坂手淳史選手や、リーグワンで今シーズン最多トライをあげたディラン・ライリー選手のトライなどで19対0とリードしました。

後半もテストマッチ初出場となるゲラード・ファンデンヒーファー選手のトライなどでリードを広げるなど、日本はこの試合、合わせて6つのトライを奪って43対7と快勝しました。

日本はこれで今月行われたウルグアイとのテストマッチを2連勝とし、7月2日と9日には世界ランキング2位のフランスと国内でテストマッチを行います。


リーチ「新チームでいいスタート切った」


フランカーのリーチ マイケル選手は、「新チームでいいスタートを切った。厳しい練習を経てのこの結果はすごくよかった」と振り返りました。

そのうえで次のフランス戦に向けて「1番の課題はイージーミスだと思うのでそこを修正すれば日本のラグビーができると思う。またレベルアップできる試合になると思うのでしっかりと準備したい」と意気込みました。


山沢「自分らしさ出せた」


5年ぶりにテストマッチに出場したスタンドオフの山沢拓也選手は、「キックを使っていろいろな選手とうまく連携プレーができたと思う。ミスはあったが、思い切ったプレーができたし自分らしさは出せた」と振り返りました。

そのうえで「たくさんの人に応援してもらっていると実感した。その応援に応えられるよう頑張りたい」と話していました。


齋藤「ミスもあったがよかった」


スクラムハーフの齋藤直人選手は、「9番としてしっかりとつなげることにフォーカスし、相手の強みを出させず自分の強みを出すことを意識して試合に臨んだ。ミスもあったがこういう結果で終われてよかった」と振り返りました。

そのうえで次のフランス戦に向けて「チーム一丸となって準備して必ず勝ちたい」と意気込みました。


手応えつかみ 強豪フランス戦へ


日本は主力組が初めて出場したテストマッチで攻守に手応えをつかみ次のフランス戦へ弾みをつけました。

日本は今シーズンのテストマッチシリーズでチームを2つにわけていて、前回のウルグアイ戦は「NDS」と呼ばれる経験の浅い選手もいるチームで臨んだため、25日のウルグアイ戦が「主力組」の実質的なスタートとなりました。

日本が圧倒したこの試合、攻撃面で際立ったのがスピードです。

ウルグアイの守備のプレッシャーが弱かったこともあり、スクラムハーフとして先発した齋藤直人選手が得意とする素早いパス展開が効果的で、スタンドオフの山沢拓也選手とともに敵陣でプレーする場面を多く作ることに成功しました。

ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは齋藤選手について「試合をコントロールしていたし素早い動きができていた」と及第点を与え、山沢選手についても「これから経験を積むことでもっとよくなる」と期待感を口にしていました。

守備でも後半の一部の時間帯を除けばほぼ相手を抑え込み失点は7にとどめました。

日本は今シーズンからニュージーランドやイングランドの代表チームで指導した実績を持つジョン・ミッチェルアシスタントコーチが就任し、宮崎での事前合宿から素早く態勢を整えて前に出るディフェンスを選手たちに徹底させてきました。

25日の試合では低く鋭いタックルが次々と決まるなど合宿の成果を感じさせるシーンが多く、キャプテンの坂手淳史選手は「ディフェンスに手応えを感じている」と話し、ベテランの堀江翔太選手も「ディフェンスの部分は2019年のワールドカップの時から成長していると思う」とここまでの強化の手応えを口にしました。

一方、後半、稲垣啓太選手が危険なタックルで一時退場となるなど、反則が目立つ場面もありました。

ペナルティーキックにつながる反則の数は前回のウルグアイ戦の「7」から2倍以上の「15」となり、稲垣選手は「反則から自陣に食い込まれたところがあったのでそこは減らしていかないといけない」と次のフランス戦への課題を口にしていました。

来月2日と9日に対戦するフランスはことし強豪が集うヨーロッパの「6か国対抗戦」を全勝で制しました。

ワールドカップの優勝候補にも挙げられている世界屈指の強豪を相手に25日の試合で得た収穫や課題をどこまで生かしていけるか、注目の試合になりそうです。


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