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サッカーJ1 新国立競技場で初試合 コロナ禍で最多4万人超の客

サッカー 2022年4月29日(金) 午後10:45
サッカーJ1 新国立競技場で初試合 コロナ禍で最多4万人超の客

サッカーJ1のリーグ戦として初めて新しい国立競技場でFC東京とガンバ大阪の試合が行われ、リーグ戦としてはコロナ禍になって最も多い4万3125人の観客が訪れました。


新しい国立競技場では天皇杯やJリーグカップ決勝はすでに行われていますが、29日夜はJ1のリーグ戦が初めて開催されました。

FC東京のホームゲームとなった29日の試合はあいにくの雨となりましたが、家族連れなど多くのファンが詰めかけ、J1のリーグ戦としてはコロナ禍になってから最も多い4万3125人が訪れました。

試合はホームのFC東京が前半と後半に1点ずつ挙げて2対0で快勝しました。

FC東京のアルベル監督は「雨の中、4万人を超える人が来てくれて感謝したい。国立競技場はすばらしく、美しいスタジアムだった。東京を背負うクラブとしてこのスタジアムでプレーできる試合が増えていくことを願っている」と話していました。


FC東京 チャンスと捉え これまでにない取り組み進める


国立競技場で行われたこの試合では、およそ1万人が無料招待されたこともあって、FC東京は初めてスタジアムを訪れた人に再び来たいと思ってもらうチャンスだと捉え、これまでにない取り組みを進めました。

試合前には抽せんで選ばれた人を対象に国立競技場のフィールドツアーを企画しました。

参加した人はピッチのわきを歩いて回り、選手が使うベンチに実際に座ったりしたほか、サプライズで出迎えたOBで石川直宏さんと写真を撮ったりしていました。

さらに、クラブでは試合に向けて大がかりな演出を取り入れ、選手入場などに合わせて480発の花火を上げたり、チームカラーの青と赤の照明でピッチを照らしたりしたほか、炎が吹き出す装置を使って雰囲気を盛り上げました。

FC東京の川岸滋也社長は「今回は初めてスタジアムに来た人も多いので、光や音の演出を使って感動を体感してもらいたかった。サッカーだけではなく、プラスアルファの要素を組み込んで、次もぜひ来たいと思ってもらえるような新しい仕掛けが必要で、これからも取り組みを続けたい」と話していました。


無料招待の背景には危機感


Jリーグが1万人を無料招待した背景には、コロナ禍でスタジアムから遠のいた客足が思うように戻っていないという危機感があります。

ことし3月下旬に全国的にまん延防止等重点措置が解除され、各クラブは観客数の上限を設けずに試合を開催できるようになりましたが、J1の4月の平均入場者数は28日の時点で1万1100人余りでした。

コロナ禍前の3年前のシーズンに比べると半数余りにとどまっています。

今回の無料招待も含めて、Jリーグは大型連休を前に、10数年ぶりにテレビでCMを流してスタジアムに足を運ぶよう広くPRも行いました。

小学3年生の男の子と一緒に観戦に訪れた父親は「CMで無料招待を知って久しぶりに来た。国立で開催されるし初めて子どもを連れて行ってみようと思った」と話していました。

Jリーグによりますと、無料招待の倍率はおよそ14倍に上り、このうち新規の人がおよそ3割を占めたということで、テレビCMは一定の効果はあったとしていて、夏休みに向けてもこうした施策を考えたいとしています。


サッカーJ1 第10節結果 アントラーズがセレッソに快勝 首位に


サッカーJ1は第10節の6試合が行われ、鹿島アントラーズがセレッソ大阪に3対0で快勝し、首位に立ちました。

▽アントラーズは鈴木優磨選手や松村優太選手などのゴールでセレッソに3対0で快勝しました。

アントラーズは勝ち点を22として、川崎フロンターレを抜いて首位に立ちました。

▽新しい国立競技場で初めてのJリーグの試合となったFC東京対ガンバ大阪は、FC東京が2対0で勝ち、勝ち点18で4位に順位を上げました。

▽柏レイソル対サガン鳥栖はサガンが4対1で快勝しました。

▽北海道コンサドーレ札幌対湘南ベルマーレは、コンサドーレが菅大輝選手のゴールで1対0で勝ちました。

▽京都サンガ対アビスパ福岡は、アビスパが1対0で勝ちました。

▽清水エスパルス対サンフレッチェ広島は、2対2で引き分けました。


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