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大相撲 横綱 照ノ富士 休場を“リフレッシュ”前向きに捉える

相撲 2022年4月25日(月) 午後1:43
大相撲 横綱 照ノ富士 休場を“リフレッシュ”前向きに捉える

来月行われる大相撲夏場所の番付が発表され、春場所を途中休場した横綱 照ノ富士が取材に応じ、休場について「リフレッシュできた」と前向きに捉え、夏場所への意欲を示しました。


照ノ富士は先月の春場所で右足のかかとと左ひざのけがで途中休場し、横綱に昇進した去年の秋場所以降では初めての休場となりました。

夏場所の番付が発表された25日、照ノ富士は報道陣の電話取材に応じました。

照ノ富士は春場所の途中休場について「常に痛みとつきあいながらやっている。だから常に苦しい。みんなそうだと思うし、みんな痛みを抱えながらやっていると思う」と述べたうえで「これまで休みなく走り続けていた。常に気を張って、体をベストの状態に持っていくために毎日きついトレーニングをしていたから、リラックス、リフレッシュできた」と休場を前向きに捉えました。

休場している間はテレビで大相撲を見ていたということで「お客さんの感覚になって改めて相撲の楽しさや魅力を感じた」と話しました。

また「新しい力も出てきているが、壁になる気持ちはどうか」と問われたのに対し「最近よく『若い子たちが出てきましたね』と周りから言われる。自分もベテランの位置に入ってきているのかなという感覚になってきている。でも土俵に上がれば年は関係ない」と述べ「若いというより、強くなってきた人とやりたいという気持ちはずっとある」と、実力を伸ばしている力士たちとの対戦に意欲を見せました。

夏場所は来月8日に東京 両国の国技館で初日を迎えます。


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