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パラリンピック アルペン本堂杏実「思い切って楽しんで滑る」

パラリンピック アルペン本堂杏実「思い切って楽しんで滑る」

来月4日に開幕する北京パラリンピックに出場するアルペンスキーの選手が会見し、25歳の本堂杏実選手は「思い切って楽しんで滑り、メダルを取りたい」と意気込みを語りました。


2大会連続のパラリンピック出場となる25歳の本堂選手は、前回のピョンチャン大会ではアルペンスキー女子回転の立って滑るクラスで8位に入賞し、先月の世界選手権ではスーパー大回転で5位に入るなど、実力をつけてきています。

本堂選手は去年2月にひざのじん帯を断裂する大けがで手術を受けていて、15日のオンライン会見では「けがをしたときは悔しかったし、なんでこんな思いをしなきゃいけないんだという思いがあったが、この4年間でいちばん精神的にも肉体的にも成長できた1年だった。こうして北京大会を迎えられてうれしい」と語りました。

そのうえで「残りの時間を悔いのないようにしたい。思い切って楽しんで滑り、メダルを取りたい」と意気込みを語りました。

また、5大会連続のパラリンピック出場となる34歳の三澤拓選手は「メダルを取りたい強い思いがある。そのためには8割、9割の力では届かないと思うので、攻めの滑りをゴールまでしないといけない。攻めの滑りを表現し、見ている人に何かを感じてもらいたい」と話していました。

北京パラリンピックのアルペンスキーは来月5日から競技が始まります。


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