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スノーボード男子HP予選 平野歩夢が1位 日本勢は全員決勝進出

スノーボード男子HP予選 平野歩夢が1位 日本勢は全員決勝進出

北京オリンピックのスノーボード、男子ハーフパイプは9日に予選が行われ、日本勢は平野歩夢選手がトップ、平野流佳選手が3位、戸塚優斗選手が6位、平野海祝選手が9位となり、出場した4人全員が11日に行われる決勝に進みました。


スノーボードのハーフパイプは半円筒形のコースを滑り降りながら「エア」と呼ばれるジャンプの高さや空中での技の難度を競います。

予選は2回の滑走のうち、高い方の得点で順位を競い、上位12人が決勝に進みます。

日本勢は4人が出場し、過去の2大会で連続して銀メダルを獲得している平野歩夢選手は1回目から80点台後半の高得点をたたき出し、2回目には縦に2回転、横に4回転する大技を2回入れるなど、さらに技の難度を上げて、93.25のトップで決勝に進みました。
また平野流佳選手は87.00で3位、戸塚選手は84.50が6位、平野海祝選手は77.25で9位に入り、日本勢は4人全員が予選を通過しました。

過去3つの金メダルを獲得し、今大会を最後に引退することを表明しているアメリカのショーン・ホワイト選手は1回目にエアの着地で失敗し19位でしたが、2回目に持ち味の高さのあるエアを次々と決めて、86.25点の4位となり決勝進出を決めました。

予選の上位12人で競う決勝は11日、日本時間の午前10時半から行われます。


【順位と各選手得点詳細】★は各選手のベストスコア


《カッコ》内の数字は各ジャッジ採点
左から
スウェーデン フランス カナダ アメリカ 日本 スイス
各数字の前の×印は除外された点(最高点と最低点)です。



1 平野 歩夢(日本)
(1回目)87.25
《×85 87 88 88 ×89 86》
(2回目)★93.25
《94 ×92 94 92 93 ×94》
「1回目でうまく決められてよかった。2回目は決勝に向けて、いいスタートの順番をとりたいと思っていたので、攻めにいった。決勝では自分を含めてみんながトリプルコークをやってくると思うので、その中で完成度を極めた技を決めたい」



2 スコッティ・ジェームズ(オーストラリア)
(1回目)88.25
《×87 89 ×92 87 87 90》
(2回目)★91.25
《92 91 ×93 ×88 90 92》
3 平野 流佳(日本)
(1回目)80.75
《×80 81 ×84 82 80 80》
(2回目)★87.00
《×84 85 ×93 86 89 88》
「1回目はいつもワールドカップでやっているルーティーンを決めて予選を通過できる点を取り、2回目で順位を上げにいこうと思った。自分の滑りを最後まで決めきることができてよかった」「自分が目標にしているルーティーンを決めて金メダルを取りたい」



4 ショーン・ホワイト(アメリカ)
(1回目)24.25
《×23 23 ×27 25 23 26》
(2回目)★86.25
《85 85 ×84 88 ×88 87》
「平野歩夢は驚くべき才能だ。若い日本選手と競うのは大きな喜びだ」



5 バレンティノ・グゼリ(オーストラリア)
(1回目)31.75
《×28 29 31 ×39 35 32 》
(2回目)★85.75
《86 86 ×87 85 ×83 86》
6 戸塚 優斗(日本)
(1回目)★84.50
《×83 84 ×86 85 85 84》
(2回目)12.00
《×9 10 8 ×19 17 12》
「1回目はうまく決められたが、2回目は引っかかっておしりを打って痛いです。ピョンチャン大会では最後まで滑りきれず悔しかったので、決勝はまずは滑りきることを目標にして優勝したい」



7 テイラー・ゴールド(アメリカ)
(1回目)81.25
《81 ×80 80 ×84 82 82》
(2回目)★83.50
《82 83 ×81 84 ×86 85》
8 ヤン・シェレル(スイス)
(1回目)73.50
《75 ×75 ×72 72 73 74》
(2回目)★79.25
《80 79 ×77 80 78 ×80》
9 平野 海祝(日本)
(1回目)74.75
《×70 77 76 ×78 76 70》
(2回目)★77.25
《78 78 ×75 ×81 77 76》
「兄弟でここに来られたことがすごくうれしいこと。いつものようにリラックスした気持ちでいたがスタート前になるとほかの選手や兄ちゃん(=歩夢選手)がいつもより本気を出しているなと感じて、自分のやる気にもなり、改めて夢の舞台にいるという実感も湧いた」「高さのあるエアにチャレンジして、みんなが一目で感動するような滑りがしたい」



10 アンドレ・ヘフリヒ(ドイツ)
(1回目)★75.00
《77 76 ×79 75 ×70 72》
(2回目)17.75
《20 20 19 ×11 12 ×23》
11 パトリック・バーグナー(スイス)
(1回目)70.75
《×69 71 70 71 ×72 71》
(2回目)★73.00
《74 74 ×71 72 ×74 72》
12 チェイス・ジョージー(アメリカ)
(1回目)15.75
《13 18 ×18 16 ×10 16》
(2回目)★69.50
《×72 70 69 69 ×68 70》
----------------(12人が予選通過) ----------------
13 ルイ・フィリップ・ビト・iii(イタリア)
(1回目)★60.25(2回目)3.25
14 谷 奥(中国)
(1回目)50.25(2回目)★58.50
15 シェイマス・オコナー(アイルランド)
(1回目)★57.00(2回目)10.25
16 范 校兵(中国)
(1回目)39.00(2回目)★44.00
17 ルーカス・フォスター(アメリカ)
(1回目)★42.00(2回目)21.50
18 イ・チェウン(韓国)
(1回目)26.00(2回目)★35.00
19 ロレンツォ・ジェンネーロ(イタリア)
(1回目)★34.75(2回目)2.00
20 リアム・テュルキ(フランス)
(1回目)★25.50(2回目)11.50
21 王 梓陽(中国)
(1回目)★20.25(2回目)7.50
22 ティト・シュタンテ(スロベニア)
(1回目)★18.25(2回目)5.75
23 リアム・ギル(カナダ)
(1回目)★16.75(2回目)15.50
24 デイビッド・ハブリュツェル(スイス)
(1回目)★15.50(2回目)14.00
25 高 弘博(中国)
(1回目)★15.00(2回目)棄権



<競技方法など>
ハーフパイプは半円筒形のコースを滑り降りながら、空中演技「エア」(=ジャンプや回転など)を行い、得点を競います。
エアは通常、5回程度。エアの高さや難度、完成度などが採点されます。
技の難度、完成度、演技全体の技の多様性などを審判が採点します。
ジャッジは6人でスコアの最高点と最低点を除いた4人の点数の平均点が演技の点数となります。
決勝は3回滑走し、ベストスコアで順位が決まります。


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