沖縄でキャンプを行っているサッカーJ1の名古屋グランパスは、これまで感染が確認されている選手1人に加えて、新たにトップチームの選手とスタッフ合わせて9人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。9人は保健所が指定する宿泊施設で療養しているということです。

グランパスは1月29日、トップチームの選手1人が新型コロナに感染し、その後、すべての選手とスタッフを対象にPCR検査を行いました。

その結果、選手7人とスタッフ2人の合わせて9人が新たに新型コロナに感染したことが確認されました。

9人は保健所が指定する宿泊施設へ移動し、療養しているということです。

このうち5人については、保健所から濃厚接触者はいないと判定されましたが、残りの4人については保健所とともに濃厚接触者の特定を進めているということです。

グランパスは1月24日から沖縄県でキャンプを行っていましたが、選手の感染確認を受けて、全員がホテルの自室で自主隔離をしていて、1月31日はオンラインでトレーニングを行っていました。

名古屋グランパスは「当面の間、PCR検査を毎日受検し、陽性者の早期発見に努めます。感染拡大防止を図るため、感染対策を再度、周知徹底をしてまいります」とコメントしています。