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ボクシング スーパーフェザー級 尾川堅一 世界チャンピオンに
2021-11-28 午後 04:07

IBF=国際ボクシング連盟のスーパーフェザー級の王座決定戦が27日行われ、尾川堅一選手が南アフリカの選手に勝ってチャンピオンとなりました。
世界ランキング3位の尾川選手は27日、ニューヨークで行われたIBF、スーパーフェザー級の王座決定戦で、世界2位の南アフリカのアジンガ・フジレ選手と対戦しました。
尾川選手は第5ラウンド、右のパンチをヒットさせて最初のダウンを奪いました。
さらに、最終の第12ラウンドには2回のダウンを奪うなど最後まで攻め続けて流れを相手に渡しませんでした。
試合は判定となりましたが、尾川選手が3対0で勝って世界チャンピオンとなりました。
尾川選手は愛知県出身の33歳。
2017年に行われたIBF、スーパーフェザー級の王座決定戦に勝ちましたが、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示したことがわかり、タイトル獲得を取り消されていました。
再び世界に挑み王座を獲得した尾川選手は「とにかくプレッシャーをかけて相手を下がらせるイメージどおりでいけた。最終ラウンドではトレーナーから『倒せ』と言われていたので、狙っていた。どんどん世界で試合をして日本人が強いことをアピールしたい」と話していました。