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スキージャンプ女子W杯2戦目 高梨沙羅は5位
2021-11-28 午前 0:57

スキージャンプ女子ワールドカップは個人の2戦目がロシアで行われ、日本のエース、高梨沙羅選手は5位でした。
スキージャンプ女子のワールドカップは27日、ロシアでヒルサイズ97メートルのノーマルヒルで個人の2戦目が行われました。
日本勢は、来年2月に開幕する北京オリンピックの年に5シーズンぶりの総合優勝を目指すエースの高梨選手や3大会連続でのオリンピック出場を目指す伊藤有希選手など、4人が出場しました。
このうち、高梨選手は1回目、風向きがめまぐるしく変わる難しい条件の中で86メートルを飛んで、トップと8.6ポイント差で4位につけます。
逆転を目指した2回目でしたが、飛距離を伸ばせず86メートル50、合計ポイント204.1で、順位を1つ下げ5位でした。
このほか日本勢は、岩渕香里選手が13位、伊藤選手が22位、勢藤優花選手は、上位30人による2回目に進めませんでした。
優勝は、スロベニアのエマ・クリネツ選手でした。
高梨選手「練習が必要」
高梨沙羅選手は「スタートがうまくできず、タイミングも合わないまま探り探りのジャンプになった。初戦よりもよかったが、まだまだできていないので練習が必要だと思う」と振り返りました。
今シーズン、2戦を終えて「海外選手たちのレベルも上がってきたので誰が勝つかわからないと感じている。まずはジャンプ台にしっかりと合わせていかないといけない。テクニックだけでは通用しない」と分析していました。