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フィギュアスケート 鍵山がSP首位 GPフランス大会男子シングル

2021-11-20 午前 05:35

  

フィギュアスケートのグランプリシリーズフランス大会は、男子シングル前半のショートプログラムが行われ、鍵山優真選手が11月行われたイタリア大会ではミスをした2本の4回転ジャンプを決めてトップに立ちました。


フィギュアスケートのグランプリシリーズ第5戦となるフランス大会は19日、グルノーブルで男女シングル前半のショートプログラムが行われ、男子では11月上旬に行われたグランプリシリーズの第3戦、イタリア大会で優勝した18歳の鍵山選手が出場しました。

鍵山選手は演技冒頭、4回転サルコーからの連続ジャンプを決めると、続く4回転トーループでも高い出来栄え点を獲得するなどイタリア大会でミスをした2本の4回転ジャンプをしっかりと決めました。

演技後半のトリプルアクセルは着氷が乱れて減点があったものの3つのスピンとステップで最高評価のレベルフォーを獲得しショートプログラムの自己ベストに迫る100.64の得点でトップに立ちました。

また、鍵山選手と同学年で17歳の佐藤駿選手は4回転ルッツが3回転になるミスがありましたが、4回転トーループからの連続ジャンプを決めるなど87.82で4位につけました。

一方、女子シングルでは初のオリンピックを目指す樋口新葉選手が出場し、冒頭でトリプルアクセルに挑戦しましたが、シングルになるなどジャンプにミスが出て63.87で6位でした。

横井ゆは菜選手は52.32で11位でした。

前半トップは昨シーズンの世界選手権を制したロシアのアンナ・シェルバコワ選手でほぼミスのない演技で77.94でした。

男女シングル後半のフリーは20日に行われます。


鍵山選手「不安な気持ちは一切ない」


ショートプログラムを終えてトップの鍵山優真選手は「小さなミスがあっても100点台にのせられたのは大きな進展だと思うし、成長できた部分かなと思う。フリーで新たに挑戦している4回転ループを入れるかは父と話し合って決めたいが、あとの構成は変わらないのでそこはしっかりまとめたい」と話していました。

そして、後半のフリーに向けて「今は不安な気持ちは一切ないので、攻める気持ちでいきたい」と気持ちを引き締めていました。


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