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サッカー元日本代表 阿部勇樹が引退表明 J1通算出場数 歴代4位

2021-11-14 午後 09:19

  

サッカー元日本代表でJ1浦和レッズのミッドフィルダー、阿部勇樹選手が今シーズンかぎりで現役を引退することを表明し、「本当に幸せなサッカー人生だった」と振り返りました。


サッカーJ1、浦和レッズのミッドフィルダー、阿部選手は14日、さいたま市内で記者会見を開きました。

そして「年齢的に考えてもことしが最後の年になると考えていた。1年前と今とでサッカーしたいという思いに差があり、その差が引退する合図だと考えて決断した」と今シーズンかぎりで現役を引退することを明らかにしました。

阿部選手は40歳。献身的な守備と正確なキックが持ち味で守備的ミッドフィルダーのほか、センターバックやサイドバックなど、複数のポジションを高いレベルでこなせる選手です。

日本代表としても通算53試合に出場し、2010年のワールドカップ南アフリカ大会では4試合すべてに先発出場し、決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。



J1通算23シーズン目となったことしは開幕戦でキャプテンを務めてゴールを挙げたほか、5月には右足で直接フリーキックで得点を決めるなど12試合で3点を挙げましたが、8月9日のコンサドーレ戦で途中出場して以降、出番がありませんでした。

J1での通算出場数は589試合に上り、歴代4位につけていました。

会見の中で阿部選手は「サポーターを笑顔にすることが目標でありモチベーションだった。苦しいときに声をかけてもらい、何度も倒れそうになってもピッチでよみがえることができた。本当に幸せなサッカー人生だった」と振り返りました。

そして今後については「23年間、多くの監督に教えてもらい、いろんな選手とサッカーをしてきた。今後、指導者の道に進みたいと考えている。そうしなければ今まで教えてもらった監督にも失礼だと思っている」と話していました。


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