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大リーグ マリナーズ菊池とパイレーツ筒香がFAに

2021-11-04 午前 10:05

  

大リーグ、マリナーズの菊池雄星投手と、パイレーツの筒香嘉智選手が、3日、それぞれFA=フリーエージェントとなりました。


マリナーズの菊池投手は今シーズンが3年契約の最終年で、4年目以降は球団側、選手側にそれぞれ契約延長の選択権がありましたが、球団によりますと、どちらも行使せず、菊池選手はFAになったということです。

菊池投手は今シーズン、29試合に登板して7勝9敗、防御率4.41の成績で、前半戦は6勝をあげて、初めてオールスターゲームにも選ばれました。

しかし、後半戦は調子を落として1勝に終わり、チームがプレーオフ進出を争った9月下旬には先発ローテーションから外れました。

アメリカのメディアは、球団側は4年で6600万ドル、日本円でおよそ75億2000万円、菊池投手側は1年で1300万ドル、日本円でおよそ14億8000万円の選択権があったと伝えていて、7勝に終わった菊池投手がみずから持つ契約延長の選択権を行使しなかったことを、驚きとともに伝えています。

また、大リーグ選手会が3日に公示したFA選手のリストによりますとパイレーツの筒香選手もFAになりました。

筒香選手は今シーズン、レイズとドジャースではともに打率1割台、ホームランなしとふるわず自由契約になりましたが、8月に加入したパイレーツで持ち味の長打力を発揮してホームラン8本を打ち、定位置をつかみました。

大リーグ2年目は3チーム合計で打率2割1分7厘、ホームラン8本、32打点の成績でした。


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