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プロボクシング 井上尚弥「すごく気合い」2年ぶりの国内試合
2021-10-29 午後 10:09
プロボクシング、バンタム級2団体統一チャンピオンの井上尚弥選手が、ことし12月、国内ではおよそ2年ぶりの試合として、都内で防衛戦を行うことになり「日本のファンの前での試合に気合いが入っている」と心境を話しました。
井上選手はWBA=世界ボクシング協会と、IBF=国際ボクシング連盟のバンタム級、2団体統一チャンピオンです。
ことし12月14日に井上選手が、IBF世界ランキング6位で、タイのアラン・ディパエン選手と、東京 両国の国技館でIBFの4回目の防衛戦を行うことになりました。
井上選手は、去年からアメリカでの試合が続いていて、国内での試合はおととし11月、異なる団体の世界王者などで争う「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」の決勝で、フィリピンのノニト・ドネア選手を破って以来、およそ2年ぶりです。
オンラインで会見した井上選手は「日本で試合ができることに喜びを感じながら、いい調整をしていきたい。日本のファンの前で試合ができることにすごく気合いが入っている。対戦相手の映像ははっきり見ていないが、1か月と少しあるので、対策を考えたい」と話しました。
バンタム級、主要4団体の王座統一を目指す井上選手は「来春に統一戦があるということなので、そこに向けてもモチベーションがある。油断せず、試合に臨みたい」と力強く話していました。