ニュース体操

体操 世界選手権 内村 鉄棒で5位 橋本 個人総合トップで決勝へ

2021-10-20 午後 11:31

  

北九州市で開かれている体操の世界選手権は男子の予選が行われ、内村航平選手は種目別の鉄棒で大技を決めて5位となり、決勝に進みました。


北九州市で開かれている体操の世界選手権は、大会3日目の20日、男子の予選が行われました。

日本の男子は内村選手のほか、東京オリンピックで2つの金メダルを獲得した橋本大輝選手や東京オリンピックの団体で銀メダルを獲得した萱和磨選手など6人が出場しました。

このうち内村選手は種目別の鉄棒に出場し、手放し技でH難度の大技、「ブレットシュナイダー」やG難度の「カッシーナ」などを決めて、14.300の得点で5位となり、決勝進出を決めました。



一方、個人総合で東京オリンピックに続く金メダルを目指す橋本選手は、6種目中3種目で15点台の高得点の演技で合計で88.040の得点でトップで決勝に進みました。

橋本選手はこのほか、▼種目別のゆかで5位、▼あん馬で4位、▼平行棒で5位、▼鉄棒で1位となってそれぞれで決勝に進みました。

このほか、萱選手はあん馬で7位、平行棒で8位、米倉英信選手が跳馬で4位、南一輝選手がゆかで3位となり、それぞれ決勝に進みました。

安里圭亮選手は、跳馬で16位と、決勝進出はなりませんでした。

男子は個人総合の決勝が22日、種目別決勝が23日と24日に行われます。


内村航平「意地を見せた」


内村選手は「よかった部分は1個もないが意地を見せた。どうなってでも最後の最後まで落ちないでやりきるというところを見せた」と振り返りました。

世界選手権が生まれ故郷の北九州市で観客を入れて行われていることについて「生まれ故郷というのもあるので拍手に温かみを感じたし、やっと本物の世界大会になったなと思った」と話したうえで「観客のいる中でしっかり演技をして盛り上がってもらう、それがスポーツのあるべき姿だなと、きょうすごく感じた。結果はどうでもいいなと正直思ったし、演技できることがこれだけありがたいことだったんだなと感じた。決勝も同じ感じで結果を気にせず、自分のできることを精いっぱいやりきりたい。橋本選手と一緒に盛り上げたい」と話していました。


橋本大輝「最後まで集中できたと思う」


橋本選手は「1種目めと2種目めはリズムが良かった。3種目めのつり輪では技が認定されなかったが、試合は何が起こるかわからないので切り替えないといけない。4種目めの跳馬でしっかり立て直しができたことはよかった。最後まで集中できたと思う」と振り返りました。

そして決勝に向けて「あと1日調整してベストを出せるようにしていきたい。自分の演技に集中すればできると思うので焦らず調整していきたい」と意気込みました。


畠田が決勝を棄権


女子の個人総合の決勝に進んでいた畠田瞳選手が20日の練習中に首をケガして決勝を棄権することになりました。

畠田選手は、18日行われた女子予選の個人総合で4位となり、決勝に進みました。

日本体操協会によりますと畠田選手は20日、段違い平行棒の練習中に落下して首をけがしたということです。

このため21日行われる決勝を棄権することになりました。

畠田選手は21歳。東京オリンピックでは女子団体の5位に貢献し、今大会は女子でただ1人、個人総合に出場していました。


新型コロナ感染で一時中断


出場したコロンビアの選手が新型コロナウイルスに感染したことがわかり、会場の消毒などのため、競技が一時、中断しました。

大会の組織委員会は、この選手と濃厚接触の可能性がある関係者らを隔離したうえで、大会を予定どおり開催するとしています。

20日は男子の予選が8班に分けて行われましたが、大会の組織委員会によりますとこのうち5班の競技で出場したコロンビアの選手が競技後、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性の反応を示したことがわかったということです。

この選手は無症状で、帰国前に陰性の証明書を取得するため、20日PCR検査を受け、競技後に結果が判明したということです。

組織委員会は5班の終了後、会場のすべての器具の消毒を行い、競技は一時、中断しました。

続く6班の演技は、当初の予定よりもおよそ1時間20分ほど遅れて始まりました。

組織委員会は、選手と濃厚接触の可能性がある関係者らを隔離したうえで、21日以降も予定どおり大会を開催するとしています。


関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス