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男子200mバタフライ 五輪“銀”本多が瀬戸破り優勝 日本選手権

2021-10-16 午後 09:50

  

25メートルのプールで争う競泳の短水路の日本選手権が始まり、男子200メートルバタフライは東京オリンピック銀メダリストの本多灯選手が優勝しました。


短水路の日本選手権は、ことし12月の世界選手権の代表選考を兼ねて、16日と17日の2日間の日程で東京 江東区にある東京辰巳国際水泳場で行われます。

初日に行われた種目のうち、男子200メートルバタフライには、本多選手や東京大会代表でこの種目の日本記録保持者、瀬戸大也選手などが出場しました。

決勝は序盤、本多選手と瀬戸選手がほぼ横並びの展開となりました。

その後は本多選手が後半に抜け出し、瀬戸選手との先頭争いを制してフィニッシュしました。

タイムは1分49秒84でした。


本多「ここで勝たないと一生勝てない」


優勝した本多灯選手は「瀬戸選手はきょう個人メドレーにも出ているので、ここで僕が勝たないと一生勝てないと思って必死に泳いだ。自分の得意種目で負けたくない気持ちがあった」と充実した表情で話していました。



また、男子1500メートル自由形では、東京大会代表の派遣標準記録に0秒64届かずオリンピックに出場できなかった竹田渉瑚選手が日本新記録で優勝しました。

竹田選手は序盤から積極的な泳ぎで前に出て後続を大きく引き離し、そのままフィニッシュしました。

タイムは日本記録を0秒76秒縮める14分30秒88でした。

このほか、男子100メートル平泳ぎで日本雄也選手が55秒77の日本新記録をマークして優勝、男子200メートル自由形では松元克央選手が1分42秒33で優勝しました。

女子100メートル平泳ぎでは渡部香生子選手が1分4秒53で優勝です。


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