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大谷翔平 今季最後の3連戦へ ホームラン王争いトップと3本差

2021-10-01 午後 03:48

  

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手は、ホームラン王争いでトップと3本差をつけられ、10月1日から今シーズン最後の3連戦に臨みます。 相手のマリナーズはプレーオフ進出を激しく争っているため、大谷選手へのフォアボールが増えることも予想され、逆境の中でタイトル獲得に挑みます。


大谷選手は、レンジャーズとの3連戦でホームランは出ず、45号を打ったあとは、8試合足踏みが続いて、ホームラン王争いではトップと3本差となりました。

10月1日からはマリナーズと相手の本拠地での3連戦で、大谷選手は3試合とも指名打者で出場する予定です。

マリナーズ戦では今シーズン、16試合で打率2割1分8厘、ホームラン4本の成績ですが、マリナーズは現在、アメリカンリーグのワイルドカード争いでレッドソックスやブルージェイズと激しい競り合いが続いていて、1試合も落とせない状況となっています。

マリナーズは、最後にプレーオフに進んだのが2001年で、30球団で最も長くプレーオフ進出がないという不名誉な記録が続いていて、1週間前の3連戦では、大谷選手に対し申告敬遠2つを含むフォアボール4つと勝負を避けました。

大谷選手は、真っ向勝負があまり見込まれないという逆境の中、シーズン最後の3連戦で、日本選手初のホームラン王獲得に挑みます。

一方、ライバルたちも最後の3連戦で、
▼48本でトップのロイヤルズのペレス選手はツインズと、
▼46本で2位のブルージェイズのゲレーロJr.選手は、今シーズン10本のホームランを打っているオリオールズとで、
いずれもすでにプレーオフ進出がなくなっているチームとの対戦です。


3連戦 大谷と菊池が対戦の可能性も


エンジェルスとの3連戦で1試合も落とせないマリナーズは、エースが初戦に先発して必勝を期し、後半戦で調子を崩している菊池雄星投手はリリーフに回っていて、大谷選手と対戦する可能性もあります。

マリナーズは、初戦にエース左腕のゴンザレス投手、2戦目にチーム最多の14勝をあげているフレクセン投手、3戦目に左腕のアンダーソン投手が先発する予定です。

大谷選手はゴンザレス投手に対しては、7月9日に対戦した際に33号ホームランを打っていて、今シーズンは2試合で対戦して6打数2安打です。

2戦目のフレクセン投手からは、4月30日に9号ホームランを打っていますが、ヒットはこの1本だけで、今シーズンは7打数1安打となっています。

3戦目のアンダーソン投手とは、9月25日に対戦してスリーベースヒットを2本打ち、2打数2安打と好相性です。

一方、大谷選手にとって花巻東高校の先輩でもある菊池投手は、後半戦に入って調子を落としている影響で、現在は先発ローテーションを外れています。

エンジェルスとの3連戦はリリーフとしてブルペンで待機することが決まっていて、大谷選手と対戦する可能性もあります。

大谷選手は6月5日に菊池投手から16号ホームランを打っていて、今シーズンの対戦成績は5打数1安打です。


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