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北京五輪 “チケット販売 居住者限定”はコロナ対策を最優先

2021-09-30 午後 08:24

  

来年2月と3月に行われる北京オリンピックとパラリンピックについて、海外の観客を受け入れず、チケット販売は中国本土の居住者に限定するとの決定について、中国外務省の報道官は、新型コロナウイルス対策を最優先にしたものだという認識を示しました。


IOC=国際オリンピック委員会は29日に開いた臨時の理事会で、来年の北京大会のコロナ対策について、大会組織委員会が提案した原則を承認し、海外からの観客の受け入れを見送り、中国本土の居住者に限ってチケットを販売することを決めました。

また、大会の参加者については、大会前の来年1月23日からパラリンピック終了まで、会場と練習場、それにホテルや大会に関係する場所に限って移動が認められ、期間中は毎日、新型コロナの検査を行うなどとしています。



この決定について、中国外務省の華春瑩報道官は30日の記者会見で「今回の措置は、各国の選手が安全な環境で競技を行い、その様子を世界の人たちに届けるということが目的だ」と述べ、感染対策を最優先にしたものだという認識を示しました。


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