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横綱 照ノ富士が優勝 2場所ぶり5回目 大相撲秋場所

2021-09-26 午後 07:17

  

大相撲秋場所は千秋楽の26日、新横綱の照ノ富士が2場所ぶり5回目の優勝を果たしました。 新横綱の優勝は、平成29年春場所の稀勢の里以来となる4年半ぶりです。


秋場所の優勝争いは14日目を終えて単独トップで2敗の新横綱 照ノ富士とただひとり3敗の平幕、妙義龍の2人に絞られていました。

千秋楽の26日、先に土俵に上がった妙義龍が新関脇 明生に肩透かしで敗れたため、結びの一番を待たずに照ノ富士が2場所ぶり5回目の優勝を果たしました。

今場所の照ノ富士は、持ち味の力強い四つ相撲で中日8日目までただひとり勝ちっぱなしでしたが、まわしを取ることができなかった9日目の大栄翔と12日目の新関脇 明生との一番ではともに黒星を喫しました。

その後、立て直した照ノ富士は落ち着いた相撲で白星を重ねました。

新横綱の優勝は、1場所15日制が定着した昭和24年夏場所以降では5人目で、平成29年春場所の稀勢の里以来、4年半ぶりです。

今場所は、新型コロナウイルスに感染した力士と同じ宮城野部屋の白鵬が休場する中、一人横綱となった照ノ富士が最高位としての責任を果たしました。


新横綱の優勝は5人目


大相撲での新横綱の優勝は1場所15日制が定着した昭和24年夏場所以降では5人目です。

これまでに昭和36年九州場所で大鵬、昭和58年秋場所で隆の里、平成7年初場所で貴乃花、平成29年春場所で稀勢の里が新横綱での優勝を成し遂げていて照ノ富士が4年半ぶりとなる快挙を達成しました。


照ノ富士「一生懸命やってよかった」


新横綱の場所で2場所ぶり5回目の優勝を果たした照ノ富士は、土俵下の優勝インタビューで「一生懸命やってよかったなと思う。その日の一番に全力をかけて、土俵の上で一生懸命やっている姿を見せられればいいと思っていた」と優勝の喜びを語りました。

新横綱の15日間については「考えすぎてもしかたがない。一生懸命やるだけだ。土俵の上で頑張っている姿を見せるのが、お相撲さんの仕事だと思ってやっていた」と振り返り連日の横綱土俵入りについては「うまく出来たかなという不安もある」と話すと観客から拍手が送られました。

照ノ富士は、今後に向けて「自分ひとりだけではこんなに活躍できない。親方、おかみさんはじめ後援者の皆さん、家族、国技館に足を運んで下さる皆さんのおかげで、ここに立っていることをありがたいと思って、来場所に臨んでいきたい。土俵に上がっている以上は全力を出して精いっぱいやっていきたい」と力強く話していました。


八角理事長「横綱として立派な場所」


新横綱として優勝を果たした照ノ富士について日本相撲協会の八角理事長は「横綱相撲だ。初日から8連勝して、ここ数日はひざに力が入っていないような感じがしたが、柱としてよくやってくれた。新横綱として立派な場所だった」と高く評価しました。

その上で次の九州場所に向けては「優勝したことは大きいし、新横綱としての優勝は自信にもなる」と期待を寄せていました。

一方、千秋楽まで照ノ富士と優勝を争った34歳の妙義龍については「ここまで千秋楽まできたことは立派ではないか」とたたえていました。


伊勢ヶ濱審判部長「責任を果たした」


日本相撲協会の伊勢ヶ濱審判部長は、新横綱の場所で優勝を果たした照ノ富士について「15日間、落ち着いて相撲を取っていた。十分、責任を果たしたのではないか。取りこぼしもあったが、結果がよかったのではないか」と評価しました。

照ノ富士の師匠で、元横綱 旭富士の伊勢ヶ濱審判部長は、弟子の連日の横綱土俵入りについて「初めてなので疲れが出たかもしれないが、土俵入りというのは逆にやると気合いが入るものだ」と話しました。

照ノ富士はことし3回目の優勝となり、伊勢ヶ濱審判部長は「上出来じゃないか。来場所もこの調子でやってほしい」とたたえた上で、そのほかの力士たちに対しても「大関以下は大関を目指して、大関は横綱を目指して頑張ればいい」と話していました。


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