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大相撲秋場所 三段目優勝は藤青雲 初土俵から本割21連勝
2021-09-24 午後 03:54
大相撲秋場所の三段目は熊本市出身の藤青雲が7戦全勝で優勝し、初土俵から本割での連勝を21に伸ばしました。
秋場所の三段目はともに藤島部屋の藤青雲と勝呂、それに伊勢ノ海部屋の鳴滝の3人が6戦全勝で並んでいました。
24日は先に土俵に上がった勝呂が敗れたあと、藤青雲が鳴滝に押し出しで勝って7戦全勝で優勝しました。
藤青雲は熊本市西区出身の23歳。
明治大学卒業後、実業団を経て藤島部屋に入門し、ことしの春場所の前相撲で初土俵を踏みました。
力強い四つ相撲が持ち味で、初めて番付に載った夏場所は序ノ口で7戦全勝し優勝決定戦を制しました。
序二段で臨んだ先場所も本割では7戦全勝としましたが、優勝決定戦で敗れ惜しくも優勝を逃しました。
今場所は東三段目21枚目で臨み、四つ相撲で初日から白星を重ね、これで初土俵からの本割での連勝を21に伸ばしました。
藤青雲は「緊張はしたが動けたと思う。稽古場で幕下や関取と相撲を取らせてもらって自信になっている。連勝は全然意識していないが、伸ばせるだけ伸ばしたい」と話していました。