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五輪の柔道金メダリスト 大野・阿部 オンラインで小学生を指導
2021-09-19 午後 08:08
東京オリンピックの柔道で金メダルを獲得した大野将平選手や阿部一二三選手がオンラインの柔道教室に参加し、子どもたちに内股や背負い投げをかける際のポイントなどを指導しました。
この教室は、オリンピック3連覇を果たした野村忠宏さんが講師を務め、横浜市の会場と国内や海外の小学生30人をオンラインでつないで行われました。
東京大会の男子73キロ級でオリンピック2連覇を果たした大野選手や男子66キロ級で金メダルの阿部選手などがゲストとして参加しました。
まず、阿部選手が得意の背負い投げを披露し、相手をしっかりと前に引き出してから技に入ることが重要だと指導しました。
また、子どものころから続けているというチューブを使ったトレーニングを紹介し、相手の袖を持つ「引き手」だけでなく、襟を持つ「釣り手」も意識したうえで練習することが大切だとアドバイスを送りました。
大野選手は練習拠点のある奈良県からリモートで参加し、得意の内股を指導しました。
また、女子52キロ級で金メダルを獲得した阿部一二三選手の妹、阿部詩選手も参加し子どもたちからの質問に答えていました。
阿部一二三選手は「子どもたちが楽しそうにしていて、柔道のよさが伝わったと思う。僕も元気をもらったのでまた頑張ろうと思ったし、より一層努力しないといけないと感じた」と話していました。