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男子板飛び込み 15歳の玉井陸斗が3位 日本選手権

2021-09-18 午後 09:56

  

東京オリンピックの飛び込みの日本代表で15歳の玉井陸斗選手が、栃木県で行われている日本選手権に出場し、男子板飛び込みで3位でした。


15歳で中学3年生の玉井選手は東京オリンピックの男子高飛び込みで7位に入って、日本選手としてこの種目では21年ぶりとなる入賞を果たしました。

18日は、栃木県宇都宮市で開かれている飛び込みの日本選手権で男子板飛び込みに出場しました。

この種目は玉井選手が去年、この大会で最年少優勝を果たし、オリンピックでは出場しなかったものの力をつけてきている種目です。

玉井選手は1週間ほど前に軽いぎっくり腰になったということで、演技の合間にマッサージを受ける場面もありましたが、決勝では最後の6回目の演技で、前向きに踏み切って後ろに1回半宙返りしながら3回半ひねる技「5337D」をほぼ完璧に決めて89.25の高得点をマークし、6回の合計を395.55として3位に入りました。

優勝は443.55で須山晴貴選手でした。

玉井選手は「最後に決めきることができて3位になれたのはうれしい。メイン種目は高飛び込みだが同じぐらい力を入れていき、両方の種目で来年の世界選手権出場を目指したい」と話していました。

玉井選手は大会最終日の19日、3連覇が懸かる男子高飛び込みに出場します。

このほか、18日に行われた競技では、女子高飛び込みで東京オリンピックに出場した荒井祭里選手が5回の合計で328.65をマークし大会5連覇を果たしています。


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