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競泳 池江が東京五輪後初レース 3年後のパリ大会見据え決意

2021-08-27 午後 09:06

  

競泳の池江璃花子選手が27日、東京オリンピックの後、初めてのレースに出場し「いまやるべきことをやって、一つ一つの試合を楽しみながら成長していきたい」と3年後のパリ大会を見据えて、決意を新たにしました。


池江選手は東京オリンピックでリレー3種目に出場し、このうち女子400メートルメドレーリレーでチームの決勝進出に貢献しました。

27日は東京オリンピックの後、最初のレースとして、千葉県習志野市で行われた日大と中央大の水泳部の対抗戦に出場しました。

対抗戦は種目ごとに男女の区別なく行われ、200メートル自由形に出場した池江選手は1週間余り前に練習を再開したばかりだということでしたが、前半から積極的な泳ぎで抜け出すと、後半も粘り強くペースを維持して1着でフィニッシュしました。

タイムは2分1秒93で2018年にマークした自身の日本記録からは7秒余り遅いものの、前回この種目を泳いだことし5月の大会と比べ、6秒以上タイムを縮めました。



目標タイムを2分2秒台に設定していたという池江選手はレース後「目標より速く泳げてホッとした。タイムが速いわけではないが、久しぶりにこの種目を泳いでレースの雰囲気を楽しめた」と話していました。

また、東京オリンピックについて「無観客で行われ、出場種目もリレーだけでさみしい試合だったが、世界の選手たちと戦えて楽しいレースができた。いい経験ができた」と振り返りました。

そのうえで3年後のパリ大会を見据えて「とにかくいまやるべきことをやって、一つ一つの試合を楽しみながら成長していきたい。1年1年を大事に、自信が持てる練習をコツコツ積み重ねていきたい」と再出発にあたって決意を新たにしていました。


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