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オリンピック スポーツクライミング女子 野中・野口 決勝へ

2021-08-05 午前 0:40

  

東京オリンピックの新競技、スポーツクライミング女子複合の予選が行われ、野中生萌選手は3位、野口啓代選手は4位で上位8人で争う6日の決勝に進みました。


スポーツクライミングの女子複合は、ほぼ垂直な高さ15メートルの壁で登った速さを競う「スピード」と、「課題」と呼ばれるコースの登った数を競う「ボルダリング」、それに、高さ15メートルの壁を時間内にどこまで高く登れたかを競う「リード」の3つの種目の総合成績で争われます。

4日は東京 江東区の青海アーバンスポーツパークで20人が出場して予選が行われました。

野中選手は最初の種目の「スピード」で、1回目に7秒74と自身の持つ日本記録を更新すると、2回目には7秒55とさらにタイムを縮めて4位に入りました。
続く得意の「ボルダリング」はけがの影響もあり、登り切ったコースは1つのみで8位でしたが、最後のリードでは力強い登りを見せて3位に入り、3種目の合計は3位でした。



野口選手は「スピード」は9位でしたが、「ボルダリング」で4つのコースのうち、3つを登り切って3位、最後のリードも6位で3種目の合計は4位でした。

この結果、野中選手と野口選手はともに予選で上位8位以内に入り、6日の決勝に進みました。


野中生萌「骨が折れてもいい 全力で頑張る」


野中生萌選手は「スピードですごくいいスタートを切れたが得意のボルダリングでけがが気になっていい登りができなかったので、厳しい状況になってしまった。リードでやるしかないと思っていたので、とりあえず決勝に行くことが出来てほっとしている」と話していました。

また、右手首や右ひざのけがについては「決勝まで残ったらもうやるだけなので痛いとかいってられない。骨が1本でも2本でも折れてもいいと思っているので全力で頑張りたい」と気合いが入っていました。


野口啓代「決勝で最高のパフォーマンスを」


野口啓代選手は「リードでいい登りができず残念だった。ボルダリングは3つ目と4つ目のコースをしっかり登れてよかった」と振り返っていました。

野口選手はこの東京大会を最後に現役を引退することを表明していて決勝に向けては、「スピードもボルダリングもリードもまだまだ最高のパフォーマンスだったと言えないので、決勝で最高のパフォーマンスができるようにしたい」と話していました。


女子選手たちの ある「こだわり」にも注目を


壁を登るスポーツクライミングでは、競技中、見ている人は選手の後ろ姿やホールドをつかむ指先しかほとんど見えません。

そこで、女子選手には髪型やネイルでおしゃれを楽しむ選手が多く、決勝でメダルを争う日本選手2人と世界チャンピオンには、オリンピックに合わせたそれぞれのこだわりがありました。

野中生萌選手は、「自分に一番しっくりくる色」として、髪全体をオレンジ色に染めています。
そのうえでネイルは、右手を日本代表のユニフォームに合わせた青色に、左手は髪型に合わせオレンジ色を選びました。

一方、オリンピックで現役引退を表明している野口啓代選手は「オリンピックを意識してみた」と、予選の髪型は、赤、黄、青、緑、黒の五輪の5色のリボンを髪の毛に編み込んだスタイルで臨み、みごとに決勝に進みました。
関係者によると、決勝では別の髪型も考えているということで、決勝のヘアスタイルにも注目です。

そして、おととしの世界選手権の複合を制し、日本の2人にとって最大のライバルとなるスロベニアのヤンヤ・ガンブレット選手は、髪の毛先を赤色に染めており、ポニーテールが際だっています。
ガンブレット選手は「自信がわくような気がするのでオリンピックに合わせて赤色に染めた。みんなからは炎みたいだねと言われる」と笑顔でした。


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