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フェンシング太田氏 IOCアスリート委員に選出 日本人初

2021-08-04 午後 06:02

  

IOC=国際オリンピック委員会のアスリート委員を選ぶ選挙の結果が4日発表され、北京オリンピックのフェンシングの銀メダリスト、太田雄貴氏が日本人としてはじめて選出されました。


IOCのアスリート委員は大会運営にアスリートの意見を反映させる役割などを担っていて、通常8年の任期を務めます。今回の選挙には4人の改選枠に対して30か国、19の競技から30人が立候補していました。このうち日本からは、フェンシングの男子フルーレで北京大会では個人で、ロンドン大会では団体で銀メダルを獲得した太田雄貴氏が立候補していました。

投票は先月13日から3日までで、東京オリンピックに出場している全選手を対象に試合会場など11か所にもうけられた投票所で直接投票する方式で合わせて6825票が投じられました。IOCは4日、投票結果を発表し、太田氏は全体で4位となる1616票を獲得し、日本人としてはじめてアスリート委員に選出されました。

今回の選挙は東京オリンピックの延期に伴って1年後ろ倒しで行われたため、任期は2028年のロサンゼルス大会までの7年間となっています。

アスリート委員はIOC委員も兼ねていて、日本人の現職のIOC委員は国際体操連盟の渡辺守成会長、JOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕会長に続いて3人目となります。



IOCのアスリート委員に選ばれた太田氏は「スポーツの価値を維持し、オリンピックを通じて、気候変動などの環境問題、ジェンダー平等の実現などの社会課題解決に積極的に取り組んでいきたいと考えています。2024年パリ、2028年ロサンゼルス、そしてその先の未来へと続くスポーツ界のために、世界中のアスリートの代表としての重要な役割を果たして参ります」というコメントを出しました。

また、JOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕会長は「日本のスポーツ界にとって大きな喜びであります。アスリートの代表として、太田氏らしい柔軟な発想、行動力でオリンピック・ムーブメントの推進に共に取り組んでいただければと思います」とコメントしました。


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