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オリンピック 鉄棒 金 橋本大輝 “ひたすら反復”が最短の道

2021-08-04 午後 0:12

  

東京オリンピック、3日に行われた体操の男子種目別、鉄棒で金メダルを獲得した19歳の橋本大輝選手。鉄棒では予選から団体、個人総合、そして種目別の決勝と、4回ともにトップの得点を出す抜群の安定感は、日本代表の監督が「体が壊れないか心配」と言うほどの練習量で培われたものでした。


体操の男女を通して、最後の種目となった種目別決勝の鉄棒。
予選2位だったカザフスタンのミラド・カリミ選手、そして日本の北園丈琉選手など出場選手の落下が続きました。

橋本選手は出場8選手のうち、7人目の出番。
予選、団体決勝、個人総合の決勝と15点台前後の得点で、いずれも出場選手トップの成績でした。演技前の表情に気負いは感じられず、個人総合金メダリストの風格が漂っていました。



鉄棒のバーをつかみ、車輪からいつものように手足の伸びた美しい姿勢でG難度の手放し技「カッシーナ」、続くE難度の「コールマン」もキレがありました。着地技となる伸身の新月面、2回宙返り2回ひねりも決めて、オリンピックの鉄棒で3回目となる15点台の15.066。決勝でただ1人の15点台で今大会2つめの金メダルを獲得しました。



こうした大舞台で実力を発揮できるのは、誰よりも練習してきたという絶対的な自信があるからです。

「体が壊れないか心配」。そう男子代表の水鳥寿思監督が心配するほどに、橋本選手は多くの練習時間を積んできました。大学の授業の空き時間。大会の次の日。代表選考会の後でも、誰よりも先に体育館に来て最後まで器具と向き合ってきました。

動きを体にしみこませ、ひたすらに反復することこそ、美しく正確な演技につながる最短の道だと橋本選手は考えています。

2つめの金メダルを獲得した後、落ち着いた表情で話しました。

「演技はまだまだ心残りがある。自分が納得いく演技をして、その先に納得いく結果が待っていると思う。そこまで突き詰めてやっていきたい。早く戻って練習したいです」

体操ニッポンのエースは、3年後のパリオリンピックを見つめています。


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