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五輪 バドミントン日本代表監督「プレッシャーが大きかった」
2021-08-03 午後 07:46
東京オリンピックで前回大会を超えるメダル獲得を目標に掲げたものの、混合ダブルスの銅メダル1つにとどまったバドミントン日本代表のパク監督が会見を行い、「自国開催や無観客試合で逆にプレッシャーが大きく、メンタル面でのトレーニングが足りなかった」と要因を分析しました。
バドミントンの日本代表は、5種目すべてに世界ランキングで5位以内に選手とペアが入り、前回リオデジャネイロ大会の金メダル1つと銅メダル1つを超える成績を目標に掲げて東京大会に臨みましたが、優勝候補が相次いで敗れて、混合ダブルスの銅メダル1つの結果にとどまりました。
バドミントン競技が終わって一夜明けた3日、日本代表を率いたパク監督が都内で会見を行い、「5年前の大会より良い成績を出すことを目標にしながら、ここまで結果が出なかったことが悔しい」と心境を話しました。
そのうえで、日本勢が振るわなかった原因について「選手には自国開催や無観客試合で逆にプレッシャーが大きくかかった。プレッシャー対策などメンタル面でのトレーニングが足りなかった」と分析しました。
具体的には、エースの桃田賢斗選手が予選で敗退した場面をあげ、「序盤に10連続失点するなどふだんの桃田選手ではなかった」と話し、選手たちが感じていたプレッシャーの大きさをあらわしました。
そのうえで、パク監督は「結果とパフォーマンスをしっかりと反省して、3年後のパリ大会へもう1回気持ちを切り替えて挑戦する」と話し、巻き返しを誓いました。