ニュース陸上

オリンピック 男子3000m障害 日本初の入賞 三浦 19歳の才能

2021-08-03 午前 11:56

  

東京オリンピック、2日に行われた陸上男子3000メートル障害で、19歳の三浦龍司選手が7位に入り、この種目で日本選手として初めての入賞を果たしました。本気でメダルをねらう「熱さ」。入賞ラインを見極めた「冷静さ」。双方を兼ね備えた19歳の才能が際立ったレースとなりました。


予選2位のタイムで進んだ決勝。三浦選手は序盤からトップに立つ積極さを見せました。「いつもどおり」のはずのレースの進め方、ただ本人は「少しミスだった」と振り返りました。

メダルをねらったレースで集団の流れが「遅い」と感じてトップに立った判断。実際のタイムは思っていたほど遅くはなく、その後は後続の選手たちに飲まれていきました。



しかし、三浦選手は至って冷静でした。残り1周での順位は入賞まであと1つ順位が足らない9位。暑さと湿気の中の苦しいレースにもかかわらず、「前から数えて」自分の順位をしっかり把握していたのです。

「絶対入賞を取ってやるという気持ちだった。最後はしっかり出し切ろうと思った」

ラスト200メートルほどで一気にギアを上げて7位でフィニッシュしました。



「自分の実力がここまで来たと実感」した一方で、「3位に入れなかったのでもっともっと高みを目指していきたい」と感じた初めてのオリンピック。日本全国の注目が集まる中で「三浦龍司」という名前だけでなく、「3000メートル障害」という種目の知名度を上げた貢献は大きいものです。

「この競技に出会えたから世界の舞台に立てた」

高校時代に適性のある種目に導かれ、才能を伸ばしてもらえたことにいちばんの感謝の思いを持っています。

「日本選手初の入賞」という快挙からは、とどまることのない19歳の「伸びしろ」と、3年後のパリでの表彰台という期待はもちろんのこと、陸上に限らず適性に合わせた指導の重要性を感じさせられました。


関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス