ニュースその他のスポーツ

オリンピック レスリング 男子初の4連覇 キューバの38歳

2021-08-03 午前 0:51

  

東京オリンピック、レスリング男子グレコローマンスタイル130キロ級で、38歳のキューバのミハイン・ロペス ヌニェス選手が金メダルを獲得し、レスリング男子で史上初となるオリンピック4連覇を果たしました。


38歳のロペス ヌニェス選手は、グレコローマンスタイルの120キロ級で2008年の北京大会と2012年のロンドン大会を制し、前回のリオデジャネイロ大会では130キロ級で金メダルを獲得しました。

東京大会に出場したロペス ヌニェス選手は2日の決勝でジョージアの選手と対戦し、前半、寝技から回転させるなどして3ポイントを奪い、後半も年齢を感じさせない豊富なスタミナで攻め続け、相手を場外に押し出すなどしてポイントを重ねました。

ロペス ヌニェス選手は5対0で勝って金メダルを獲得しました。

レスリングでオリンピック4連覇を果たしたのは、男子ではロペス ヌニェス選手が初めてです。

男子の3連覇は、これまでロシアのアレクサンドル・カレリンさんなど合わせて3人いました。

一方、女子では、日本の伊調馨選手が2004年のアテネ大会から前回、2016年のリオデジャネイロ大会まで4連覇を成し遂げました。


ロペス ヌニェス「望めば目標を達成できる」


ミハイン・ロペス ヌニェス選手は試合後の記者会見で「信じられない実績を残して本当に幸せだ。キューバの人たちも幸せになってくれたと思う。望めば目標を達成できることをレスリングの選手たちに伝えたい」と話しました。

38歳のロペス ヌニェス選手は今後のキャリアについて「周りから引退をしないでくれと言われたし、3年後のパリ大会へ挑戦できれば、すばらしいことだ。ただ、41歳になるので慎重にならないといけないし、今は金メダルを獲得できたことを喜びたい」と話していました。


「霊長類最強の男」


かつてそう呼ばれたのは、オリンピック3大会連続でレスリング男子の金メダルを獲得した、ロシアのアレクサンドル・カレリン氏です。

その記録を超える偉業を、東京大会で達成した選手がいます。

その男の名前は、ミハイン・ロペス ヌニェス選手。

レスリングの最も重い階級の、男子グレコローマンスタイル130キロ級のキューバ代表です。

オリンピックには2004年のアテネ大会で初出場し、その後の北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続で金メダルを獲得しました。

ロペス ヌニェス選手は今大会、初戦からすべての試合で相手に1ポイントも与えない圧倒的な強さを見せ、決勝に進みました。

2日の、ジョージアのヤコビ・カジャヤ選手との決勝では第1ピリオドで相手を1回転させる寝技「ローリング」を決めるなどして3ポイントを先制しました。

後半の第2ピリオドでもその2メートル近い巨体で圧力をかけ続け、相手を場外に押し出すなどして2ポイントを追加しました、

最後は、疲れ切った相手がひざに手をついて攻めるのを諦め、ロペス ヌニェス選手は両手を高らかに突き上げて前人未到の4連覇を果たしました。

そして試合後もその場で跳ねて喜びを表したり、コーチを肩に抱えたまま場内を走ったりして、力が有り余っている様子でした。

今月39歳となるロペス ヌニェス選手は以前、インタビューに対し「家族や妻との生活を楽しみたいし、若い人たちに道を譲らなければならない」と述べ、東京大会を最後に現役を引退する考えを明らかにしていましたが、「霊長類最強の男」の座を脅かすほどの若手はしばらく出てきそうにありません。


関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス