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オリンピック 卓球女子団体 日本 準決勝進出

2021-08-02 午後 10:16

  

東京オリンピック、卓球の女子団体の準々決勝で日本は台湾に3対0で勝ち、準決勝に進みました。


東京オリンピック、大会11日目の2日、卓球の女子団体の準々決勝が行われ、日本は台湾と対戦しました。

卓球の団体戦は、ダブルス1試合、シングルス4試合が行われ、先に3勝したチームが勝利となります。

第1試合のダブルスには石川佳純選手と平野美宇選手のペアが出場し、石川選手の強烈なフォアハンドや平野選手のキレのあるサーブ、それに2人の息の合ったプレーでポイントを重ね、ゲームカウント3対0でストレート勝ちしました。

第2試合のシングルスでは、今大会、混合ダブルスで金メダル、シングルスで銅メダルを獲得した伊藤美誠選手が、混合ダブルスで銅メダルを獲得した鄭怡静選手と対戦しました。

第1ゲームでは伊藤選手が強いショットを決めるなど9連続でポイントを取り、11対2でこのゲームを奪いました。

その後、鄭選手のコースを突く鋭いショットに苦しめられますが、持ち味の独創的なショットでポイントを奪い、第2ゲームを11対9で取り、第3ゲームも11対8で取ってストレート勝ちしました。

第3試合のシングルスには平野選手が臨み、第1ゲームを取ったあと、第2ゲームはラリーで打ち負けるなどして7対11で落としました。

それでも第3ゲームではサーブで崩して3球目で決める「3球目攻撃」や、緩急をつけたショットで主導権を握り11対4で取ると、第4ゲームも危なげなく奪い、ゲームカウント3対1で勝ちました。

日本は3対0で台湾に勝ち、準決勝に進みました。

日本は3日の準決勝で香港と対戦します。


石川「チーム全員がいいプレー」


石川佳純選手は「チーム全員が最初からいいプレーをして、3対0で勝ててすごくうれしい」と話しました。

また、平野選手とのダブルスについては「たくさん練習してきたので、声をかけあっていいプレーができた」と振り返りました。


平野「あしたも自信を持ってプレーしたい」


ダブルスとシングルスに出場し、2勝した平野美宇選手は「きょうの台湾戦は、組み合わせが出たときから大事だと思っていたので、勝ててよかった」と振り返りました。

そのうえで「ダブルスで1ゲーム目が取れて自信になった。あしたも自信を持ってプレーしたい」と準決勝に向けた意気込みを語りました。


伊藤「楽しんで勝ちにいきたい」


シングルスで勝利した伊藤美誠選手は、対戦した鄭怡静選手について「何度も対戦してお互いに知った仲なので、ゲームカウント3対0で勝ててすごく自信になった」と話していました。

準決勝については「チーム一丸もそうだが、個々の力が必要になってくる試合になると思う。楽しんで勝ちにいきたい」と意気込みを語りました。


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