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オリンピック バレーボール男子 日本 29年ぶり予選リーグ突破

2021-08-02 午前 02:16

  

東京オリンピックのバレーボール男子の予選リーグでグループAの日本は最終戦となる第5戦でイランと対戦し、セットカウント3対2で競り勝ち、29年ぶりの準々決勝進出を決めました。


バレーボール男子の予選リーグは東京 江東区の有明アリーナで行われ、12チームが6チームずつ、2つのグループに分かれて総当たりで戦い、それぞれのグループの上位4チームが準々決勝に進みます。

世界ランキング11位の日本は予選リーグの通算成績が2勝2敗で、グループAで4位となっていました。

日本の予選リーグ最終戦となる1日の第5戦の対戦相手は世界ランキング12位のイランでした。

イランは日本と同じく2勝2敗で、勝ち点の差でグループ5位となっていて、この試合に勝ったチームが準々決勝進出が決まります。

日本は第1セット、高橋藍選手の攻守にわたる活躍で、25対21で奪いました。



第2セットは序盤、競り合いとなりましたが、中盤以降、イランの速攻やコースをついたスパイクに対応できず、20対25で落としました。

その後、互いにセットを取り合いセットカウント2対2で迎えた最後の第5セットは、キャプテンの石川祐希選手が立ち上がりに2本連続でサービスエースを決めて流れを引き寄せ、リードする展開となりました。

日本は14対13でマッチポイントを握った場面で、西田有志選手が、スパイクを打ちきってセットカウント3対2で競り勝ちました。

日本は予選リーグの通算成績を3勝2敗とし3位が確定し、1992年のバルセロナ大会で6位に入ったとき以来、29年ぶりに予選リーグを突破して準々決勝進出を決めました。

日本は3日の準々決勝で、前回のリオデジャネイロ大会で金メダルを獲得した世界ランキング1位のブラジルと対戦します。


中垣内監督「選手が本当によく頑張った」


日本代表の中垣内祐一監督は「石川祐希選手も高橋藍選手もすばらしかった。日本の男子バレーの誇りだ」と試合を振り返り、選手たちをねぎらいました。
そのうえで、バレーボール男子の日本代表がオリンピックで29年ぶりに準々決勝進出を決めたことについて「選手が本当によく頑張った。予選リーグ突破は我々の大きい目標だったので、選手の集中力と勝ちたい気持ちの結果だ」と興奮した様子で話していました。
3日の準々決勝については、「相手は強いところばかりなのでひとつひとつ立ち向かってぶつかっていくだけだ。1球1球ベストを尽くして戦い勝ちにつなげられたら最高だ」と話していました。


西田「バレーをしていて鳥肌がたつのは初めて」


チーム最多の30点をあげた西田有志選手は「オリンピックという緊迫した中で、一進一退の試合を勝てたのは自信になる」と試合を振り返りました。

そして、最終第5セット、14対13でマッチポイントを握っている場面でスパイクを決めたことについて「最後の1球はトスがあがってくるだろうと予想していた。この1点でベスト8が決まると思ったが、まだベスト8なのでこれからだと思う」と話していました。

また、バレーボール男子の日本代表がオリンピックで29年ぶりに準々決勝進出を決めたことについて「素直にうれしい。バレーをしていて鳥肌がたつのは初めてで、本当にうれしい」と話していました。

3日の準々決勝については「上位のチームと当たるのでどう倒していくかは課題だが、いいバレーを展開していくのが仕事なので、戦う姿を見せたい」と力強く話していました。


石川「やるべきことを最大限発揮して臨む」


キャプテンの石川祐希選手は「接戦になるのは想定ずみだったので、先行されたが、最後までやるべきことをやり通した」と試合を振り返りました。

そして、3日の準々決勝について、「予選リーグ突破という目標は達成したので、準々決勝でも、もう一度ベストパフォーマンスをやるだけだ。目の前の1試合をしっかり勝ちきって次につなげていきたい。たくさんの方に応援してもらいオリンピックの舞台でプレーができて、恩返しができて幸せだ。やるべきことを最大限発揮して臨みたい」と意気込みを話しました。


高橋「強い気持ちをもって戦うことができた」


チーム最年少、大学2年生の19歳、高橋藍選手は19点をあげるとともに安定したサーブレシーブで攻守にわたり活躍しました。

高橋選手は「楽しんでプレーすることができたからこそこの結果につながったと思う。第5セットは『自分たちの力を出して負けたらしかたない』と強い気持ちをもって戦うことができた」と晴れやかな表情で振り返りました。

また、オリンピックで29年ぶりとなる準々決勝進出については「先輩たちが29年間の思いをつないできてくれたおかげで、自分がこの舞台に立てていることに感謝したい」と笑顔を見せました。

そして、3日の準々決勝に向けて「ここからは一発勝負で、どんな相手でも気持ちの戦い。全力で日本のバレーを出したい」と意気込んでいました。


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