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オリンピック 射撃 混合トラップ 大山・中山ペア 予選敗退

2021-07-31 午後 06:25

  

東京オリンピック、射撃の混合トラップの予選が行われ、日本の大山重隆選手と中山由起枝選手のペアは16チーム中5位となり、予選で敗退しました。


射撃のトラップは、空中に放たれたクレーと呼ばれる標的を撃ち壊した数を競う種目で、予選は男女それぞれ75発ずつを撃ち、1位と2位が決勝に、3位と4位が3位決定戦に進みます。

日本は、夫婦でペアを組んだ大山重隆選手と中山由起枝選手が予選に出場しました。

大山選手は初めてのオリンピック出場で、中山選手は5回目の出場です。

31日の予選では75点中、大山選手が71点、中山選手が74点の合わせて145点で、日本は16チーム中、5位と4位以内に入れず、惜しくも予選で敗退しました。



予選のあとに決勝などが行われ、スペインが金メダル、サンマリノが銀メダル、アメリカが銅メダルを獲得しました。


中山「競技人生最後の集大成」


射撃の混合トラップの中山由起枝選手と夫の大山重隆選手は去年3月に結婚し、この種目に夫婦で出場して5位の成績でした。

自身5回目のオリンピック出場だった42歳の中山選手は「体力的にも限界だったが、きょうは気持ちだけで撃った。私を支えてくれた人に感謝と心からお礼を言いたい」と振り返りました。

夫の大山選手は「僕がもう少し頑張っていればもっと上にいけたとも思う。それでも最後に2人で一緒に25点満点を取れたのは一生の思い出になる」と話していました。

2人は今大会で一線を退く意向を明らかにしました。

中山選手は「競技人生最後の集大成として挑んだ今大会で、こういった形で終えることができたので、今度はまた違った道で貢献したい。何かしらの形で自分たちのキャリアを還元できればいいなと思う」と話しました。

大山選手も「この経験を次の世代に絶対つなげていきたい」と話していました。


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