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オリンピック柔道 男子の原沢 女子の素根 ともに準決勝進出

2021-07-30 午後 01:58

  

東京オリンピック、柔道男子100キロを超えるクラス、原沢久喜選手が準々決勝の延長戦で一本勝ちし、準決勝に進みました。 また、女子78キロを超えるクラスで、素根輝選手が準々決勝で「合わせ技一本」で勝ち、準決勝に進みました。


男子100キロを超えるクラスで、前回リオデジャネイロ大会で銀メダルを獲得した原沢選手は、初戦の2回戦で、韓国のキム・ミンジョン選手と対戦しました。

相手の投げ技などに冷静に対応した原沢選手は、開始3分半、大内刈りで技ありを奪ってそのまま優勢勝ちし、準々決勝に進みました。

準々決勝では、ウクライナのイアキフ・ハンモ選手と対戦し内股などをしかけましたがポイントを奪えず、試合は延長戦に入りました。延長戦で原沢選手はひざに手をつくなど、疲れた様子を見せたものの延長2分10秒、内股で一本勝ちし、準決勝に進みました。

準決勝では、チェコのルカシュ・クルパレク選手と対戦します。



女子78キロを超えるクラスでオリンピック初出場の素根選手は、初戦の2回戦で、イスラエルの選手と対戦し「体落とし」で技ありを奪いました。このあと開始3分ごろに再び「体落とし」を決め、今度は一本を奪って勝ちました。

準々決勝では、トルコの選手を相手に残り1分を切って「体落とし」で技ありを奪い、そのまま抑え込んで「合わせ技一本」で勝ちました。

素根選手は身長1メートル60センチ余りで、この階級の選手としては小柄ですが、順当に勝ち進みました。

準決勝は、アゼルバイジャンのイリーナ・キンゼルスカ選手と対戦します。


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