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オリンピック【詳細】体操女子団体 決勝 日本は5位

2021-07-27 午後 10:58

  

東京オリンピック、体操の女子団体で日本は5位となり、この種目、1964年の東京オリンピック以来のメダル獲得はなりませんでした。


体操の女子団体の決勝は、予選上位の8チームが出場して4種目で各チーム3人の合計得点で争われます。

日本は村上茉愛選手、杉原愛子選手、畠田瞳選手、平岩優奈選手の4人が出場しました。

日本はエースの村上選手が1種目めのゆかでH難度の大技「シリバス」を決め14.066の得点をマークし、2種目めの跳馬でも安定した演技で14点台を出すなど、演技した3人が大きなミスのない演技を見せました。

しかし、3種目めの段違い平行棒で村上選手に片手がバーをつかみ損ねるミスが出て得点を伸ばせず、4種目めの平均台では3人ともミスはなかったものの盛り返すことができませんでした。

日本は合計で163.280の得点で5位となり、1964年の東京オリンピック以来、57年ぶりのメダル獲得はなりませんでした。

金メダルは169.528のロシアオリンピック委員会、銀メダルは166.096のアメリカ、銅メダルは164.096のイギリスでした。


村上「自分の段違い平行棒のミスがなければ」


村上茉愛選手は演技を振り返り、「3位のイギリスとの点差をみると、自分の段違い平行棒のミスがなければと思ってしまう部分がある。キャプテンらしい演技をしなければいけないところで、よい演技ができず、すごく申し訳ない」と話していました。


杉原「まとまった演技で勢いをつけることができた」


杉原愛子選手は演技のあとに見せたガッツポーズについて「着地までしっかりまとまった演技でチームに勢いをつけることができたので、ガッツポーズが出ました」と話していました。
そのうえで「きょうはほかの競技の選手たちが見に来ていたので、すごく試合感があって、本当に楽しい試合になった」と話していました。


畠田「今自分たちにできる最大限の演技」


畠田瞳選手は「予選はギリギリの8位通過だったので、メダルを狙いすぎずに自分たちのやりたい演技を思い切ってやろうと演技した。細かい失敗はあったと思うが、今自分たちにできる最大限の演技はしたと思う」と話していました。
また、最後の平均台の演技については「段違い平行棒が終わってから、かなり3位との点差は縮まっていたので、奇跡は起こせるかなと思っていた。その分重圧はあったが、日頃からの練習できちんと演技できていたので、自信をもって演技をすることができた」と話していました。


平岩「すごい楽しい演技になった」


平岩優奈選手は日本の最後の演技となった平均台について「最初は全然緊張していなかったが、平均台に乗って演技していく中でだんだん緊張感が出てきた。でも、チームのみんながたくさん声をかけてくれたりして、すごい楽しい演技になった」と話していました。


メダルに及ばず5位


体操の女子団体は、前回のリオデジャネイロオリンピックの4位をこえるメダル獲得を目指しましたが、及ばず、5位となりました。

団体のメンバーは、エースの村上茉愛選手、2大会連続出場の杉原愛子選手、ともに初出場の畠田瞳選手と平岩優奈選手の4人で、東京オリンピックに臨みました。

エースの村上選手は、2017年の世界選手権で種目別のゆかで金メダル、2018年の大会では個人総合で日本勢として初めて銀メダルを獲得しています。

村上選手を団体の中軸に据えた日本は、ほかのメンバーがどれだけ得点を伸ばせるかがメダル獲得へのカギでした。

田中光監督は、代表の4人について「今の日本の最高の4人がそろった。明るいチームで、団体で重要な雰囲気づくりやコミュニケーションも心配していない」と自信をのぞかせていました。

一方で、長く代表のキャプテンとして精神的な柱だった寺本明日香選手が代表選考会で落選し、その役割を村上選手が担う形となりました。

村上選手は代表に決まった直後に「今までは寺本選手がいたので“自分は演技で引っ張っていけばいい”という思いで、すべてを任せていた。東京オリンピックはチーム最年長だし、そういう訳にはいかない。寺本選手の代わりができるかは分からないけど、積極的に気を配って雰囲気作りをしたい」と話していました。

そのことばどおり、25日に行われた予選では村上選手を中心に声を掛け合いながらの演技を続けました。ただ、この日は日本にミスが続き、村上選手も段違い平行棒で落下しました。

村上選手は予選のあと「だいぶ緊張していた。生きた心地がしなかった。何回も諦めかけそうになったが、チームの目標である、“明るく粘り強く淡々と”を思い出して声を出した」と涙を流していました。

決勝に向けては、「何とか修正して臨みたい」と気持ちを入れ直して演技に臨むことを誓ってました。


女子団体決勝 【詳細】


午後7時50分すぎ、東京オリンピック、体操女子団体の決勝が始まりました。

予選で8位だった日本は村上茉愛選手、杉原愛子選手、畠田瞳選手、平岩優奈選手の4人が出場し、1964年の東京オリンピック以来となるメダル獲得を目指します。
日本はゆか、跳馬、段違い平行棒、平均台の順番で演技に臨みます。


最初の種目のゆか


午後8時15分ごろ、日本は最初の種目のゆかに臨み、畠田瞳選手、杉原愛子選手、村上茉愛選手の3人が演技しました。

エースの村上選手がH難度の大技「シリバス」を決めるなど、3人ともに大きなミスはなく、ゆかの合計点は40.066でした。

1種目めを終えて1位はロシアオリンピック委員会で43.799、日本は6位です。


2種目め 跳馬


午後8時50分ごろ、日本は2種目めの跳馬に臨み、平岩優奈選手、杉原愛子選手、村上茉愛選手の3人が演技し、3人ともに大きなミスはありませんでした。

日本の2種目を終えた時点の合計点は82.415となっています。

2種目めを終えて1位はロシアオリンピック委員会で88.498、日本は5位です。


3種目め 段違い平行棒


午後9時20分ごろ、日本は3種目めの段違い平行棒に臨みました。杉原愛子選手、村上茉愛選手、畠田瞳選手の3人が演技し、エースの村上選手が片手でバーをつかみ損ねるミスをしました。

3種目を終えた時点の合計点は122.548となっています。

3種目めを終えて1位はロシアオリンピック委員会で128.030。
日本は4位で3位のイタリアとの差は1.982です。


最後の種目 平均台


午後9時50分ごろ、日本は最後の4種目めの平均台に臨み、畠田瞳選手、村上茉愛選手、平岩優奈選手の3人が演技し、3人ともに大きなミスはありませんでした。

東京オリンピック、体操女子団体の決勝、日本は4種目の合計で163.280の得点で5位となりました。

金メダルはロシアオリンピック委員会、銀メダルはアメリカ、銅メダルはイギリスでした。
日本はこの種目、1964年の東京オリンピック以来のメダル獲得はなりませんでした。


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